●7月21日は「日本三景の日」

江戸時代前期の1643年(寛永20年)、儒学者・林春斎(はやし しゅんさい、1618〜1680年)が著書『日本国事跡考』において、「松島(まつしま:宮城県)」「天橋立(あまのはしだて:京都府)」「宮島(みやじま:広島県)」を卓越した三つの景観とし、これが「日本三景」となりました。
記念日の日付は林春斎の誕生日1618年(元和4年)7月21日(旧暦5月29日)が記念日の由来になりました。また、この頃は日本三景の特徴でもある青い海と深い緑が際立つ夏の時期でもあります。
日本三景は海に面していて、海とともに松の深い緑の景観が美しい。この日本三景をさらに広くPRすることが目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。
日本三景はいずれも1952年(昭和27年)11月に国の特別名勝に指定されています。また、日本三景はそれぞれ世界遺産登録に動き、1996年(平成8年)12月に宮島の厳島神社(いつくしまじんじゃ)がユネスコの世界文化遺産に登録されています。

 

【宮城県:松島町】松島
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「松島」は古くから「歌枕の地」と知られ、松尾芭蕉は奥の細道の中で、松島の美しさをたたえているスポットです。奥の細道で訪れた場所として知られる松島湾には、約260もの島が点在しています。
伊達政宗のお気に入りであったとされる「千貫島(せんがんじま)」や、仁王様に見えることから名付けられた「仁王島」などがあり、湾内を約50分かけて船で周りながら、じっくり観光することができます。

 

2023年7月21日(金)に開催される「日本三景の日」の記念行事にあわせ、航空自衛隊の「ブルーインパルス」が展示飛行を予定しています。
【2019年7月21日の展示飛行】
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【京都府:宮津市】天橋立
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「天橋立」の砂州と約8,000本松林が作り出す風景は晴れた日にはまさに絶景です。
全長約3.6q、幅は約20〜170mにわたって続く光景が、まるで天にかかる橋のようだということで、天橋立の名がつけられました。
場所によって見え方が異なるのも、天橋立の魅力で、おすすめは天橋立の南にある文殊山山頂の天橋立ビューランドからのものと、北側にある傘松公園からの眺めです。
天橋立ビューランドからの眺めは、砂州が天に向かって飛び立つ飛龍のように見えるということで「飛龍観」、傘松公園からの眺めは「斜め一文字」と呼ばれています。
上下逆さまにしてみても天橋立は美しいということで、名物「股のぞき」もぜひ体験してみて下さい。

 

 

【広島県:廿日市市】宮島
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「宮島」と言えば、シンボルの大鳥居。
平清盛が約850年前に修造。瀬戸内海の青い海に朱色の社殿が立つ姿はあまりの美しさに圧倒されます。
また、宮島は古くから神々が宿る霊山として信仰の対象となっていました。
空海が開山した標高535mの弥山は厳島神社とともに世界遺産に登録され、原始林に囲まれたスピリチュアルなスポットです。
ロープウェーの獅子岩駅から山頂までは、約30分のハイキングコースが人気。
神秘のパワーを感じながら大自然や史跡を楽しみましょう!
頂上にある展望台からは360度の大パノラマが広がり、厳島神社の大鳥居や瀬戸内海の絶景など、広大な景観に圧倒されるはず。
弥山の麓に広がる紅葉谷公園はその名の通りもみじの名所として有名ですが、春から夏にかけての新緑も美しく、1年中楽しめるスポットです。

 

 

出典:雑学ネタ帳、トリパ
https://zatsuneta.com/archives/107212.html
https://www.nta.co.jp/media/tripa/articles/jWf8X

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