●8月18日は「高校野球の日」

毎日暑い日が続いていますが、第105回全国高等学校野球選手権大会出場への地方予選が高校球児たちにより白熱した試合が繰り広げられています。

 

〇歴史
 1915年(大正4年)8月18日に高校野球の前身である、全国中等学校優勝野球大会が初めて開催されたのが、大阪府の豊中グラウンドでした。
 当時は全国で10校の出場で、日本で最初の学生による野球大会が開催されたのが由来で、『高校野球記念日』とされたみたいです。その後大正13年(1924年)の第10回大会から、現在の全国高校野球大会は甲子園球場で開催されるようになり、1948年(昭和23年)から全国高校野球選手権大会となった。現在では「夏の甲子園」「夏の高校野球」「夏の選手権」などとも呼ばれています。

 

〇甲子園の土はどこから来たの?
 甲子園といえば全力で戦って惜しくも負けてしまった球児が悔しそうに甲子園の土を集めて持ち帰る光景がとても印象的ですね。
  実は甲子園に入れられて出ていく土の量は年間にして約2トンにもなるとされています。これだけの量の土をどこから持ってくるのか疑問に思いませんか?
  甲子園の土は実は一か所から集めてきたものではなく、2種類の土をブレンドして使っています。
  甲子園球場の土の素材として使われている砂は、家庭の園芸で使われている「黒土」と呼ばれる砂と、水はけのよい「白砂」という砂です。黒土が多すぎてもグラウンドが硬くなってしまい、白土が多すぎてもグラウンドが白くなってしまうため天候や季節に合わせて毎回量を調整しています。(夏はボールを見やすくするため黒土を多く)。
 黒土きはきめ細かさと粘り、そして保水力をもつている鹿児島県等産のものを使用し、白砂は毎年場所が決まっているわけではありませんが、水はけの良さから中国福建省から取り寄せているそうです。

 

〇木製バットから金属バットへ
当初は、高校球児も木製のバットを使用していましたが、石油ショック後に木材が不足
して価格が上がり、高校野球連盟が1974年(昭和49年)の第56回大会から金属バ
ットに変更されました。
金属バットは、木製バットよりも「飛距離」・「反発力の高さ」などのプラス面があり、
経費も節減できるので、高校球児にとっては使用しやすいバットだったんですね。
甲子園球場に「カキーン!」という快音をたくさん、鳴り響かせて高校球児のみなさん
には、頑張ってもらいたいですね。

 

「夏の甲子園」第105回全国高等学校野球選手権大会は、8月6日(日)から17日間開催されます。都道府県予選を勝ち抜いた(郷土代表の)高校球児たちの熱い戦いを応援したいですね!

 

一口メモ:2023年8月

 

出典:コクミンドラッグ ブログ、雑学.com
https://www.kokumin.co.jp/blog/archives/20170817_koukou_baseball_Anniversary.html
https://kerokero-info.com/what_today_calendar/what-today-0818-1/

 

 

 

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