●2021年1月16日 禁酒の日
1月16日は禁酒の日!
由来と歴史、禁酒のマメ知識も紹介!
「酒は飲んでも飲まれるな」
「酒は百薬の長」
お酒に関する格言はたくさんありますよね。
読者の皆様もお酒について一言ある方が
多いのではないでしょうか。
社会人として生きてく上では
切っても切れない関係にあるお酒。
このお酒を積極的に飲まないようにする、
「禁酒の日」なる記念日があることを
ご存知でしょうか?
今回は「禁酒の日」について由来と歴史、
禁酒に関するマメ知識をお届けします。
@ 禁酒の日の由来と歴史
禁酒の日が1月16日に定められているのは、
アメリカのある法律が関係しています。
それが、悪名高い「禁酒法」。
これはどんなものかといいますと、
「お酒の飲みすぎは体にもよくないし、
道徳的にもよろしくない」
「お酒を造らなければ仕事中飲まないから
労働に対する意欲が上がるし、
お酒をつくる分の穀物の節約にもなる」
「なのでお酒の製造販売を禁止しよう!」
という感じの法律です。
そんな無茶な、という感じがしますが、
この法律、アメリカ国民の圧倒的支持を得て
成立してしまいました。
もともとアメリカはプロテスタントという
キリスト教でも特にお酒について厳しい
勢力が強かったため、
こんな無茶な法律が通ってしまったのです。
禁酒法が実施されたのが
1920年の1月16日。
これにちなんで1月16日は
禁酒の日となっています。
ちなみに、禁酒法がこの後
どうなったのかというと・・・
法律的に「製造と販売」は規制していたけど
「飲酒そのもの」は規制していなかったので
非合法な酒場が乱立。
ギャングがお酒の製造販売に乗り出し、
巨万の富を得る。
(アル・カポネなどが有名です)
素人が作った密造酒が横行して事故が多発。
死亡事件になるケースも。
・・・と、当初想定していたのとは
まったく逆の結果になってしまい、
1933年12月5日に法律が廃止されました。
このあまりにも現実を無視して理想のみで
作られてしまった法律を皮肉って
「高貴な実験(The Noble Experiment)」
(13年10ヶ月19日7時間32分30秒間)
などともいわれています。
お酒の飲みすぎはよくないですが、
それを法律で強制するのは
もっと良くなかった
ということですね。
A 禁酒をすることで得られるメリット
禁酒の日にちなんで禁酒に
興味がわいた方もいるかもしれません。
ここでは禁酒で得られる
メリットを紹介します。
● おつまみの量が減りダイエットできる
お酒とともにたべるおつまみって
美味しいですよね。
でも、お酒に合うおつまみはだいたい
塩分多め、カロリー高めなもの。
なので、禁酒とともにおつまみも
食べなくなればダイエットができて
健康になれるという寸法です。
● 出費を抑えることでお金が貯まる
日々のアルコール代って
結構バカになりませんよね。
なので禁酒することでその分を貯蓄に回し、
将来に備えよう!というねらいです。
● 禁酒で髪質向上
アルコールは体内で分解されるときに
アセトアルデヒドという物質に変わります。
これは2日酔いの原因になる物質で、
体に悪影響を及ぼすことが知られています。
代表的なものが血行不良。
血行を良くすることは髪を育てるのに
とても大事な要素ですよね。
なので、禁酒することで
髪質がよくなるといわれています。
★ まとめ
・1月16日は禁酒の日!
・アメリカで禁酒法が制定された日が由来
・禁酒にはメリットいろいろ!
お酒を飲みすぎて失敗した経験は
多くの人が持っているかとおもいます。
「酒は人生の友」
といった言葉もありますし、
上手く付き合えばこれほどいい友人も
他にいないのではないでしょうか。
良い飲み方を心がけて、この友人と
良い友情を築いていきたいですね。
出典:「はてなスッキリ」
( https://www.shend-trend.com/post-4302/ )