●2021年6月21日

 

2021年の夏至はいつ?

 

日照時間や意味や由来は?

 

 

昼の長さが一番長い日の
夏至の由来と意味

 

夏至は、
ニュースにも取り上げられる話題なので
知っている方も多いと思います。

 

そして、
夏至とは昼の長さが一年で最も長い日、
ということも知っているという方も多いと思います。

 

しかし、昼が一年で一番長い日、って
一体どういうことなのでしょう。

 

また、どうして毎年「この日が夏至です」
とはっきりとわかるのでしょうか。

 

もしかしたら発表とは違う日が夏至なのかも知れないと、
昼の時間を計ったことがある方もいらっしゃるかも知れませんね。

 

今回はそんな、夏至の謎について迫ってみたいと思います。

 

目       次

 

●2021年の夏至はいつ?2021年以降の西暦別夏至の日も教えて!
●夏至とは?意味や由来は?
●夏至の日照時間と気温上昇との関係!なぜ夏至が一番暑くならないの?
●夏至の風習や習慣は?
●夏至に食べる食べ物は何?
●夏至と冬至の違いは?
●夏至のまとめ

 

2021年の夏至はいつ?
2021年以降の西暦夏至の日も教えて!

 

 

2021年の夏至は、6月21日となっています。

 

夏至の算出方法は簡単に言うと、
西暦を4で割った余りの数が日にちになるため、
4の倍数の年であるうるう年を基準(0)として計算します。

 

365日の超過分が毎年蓄積され、
うるう年でリセットされる形となっています。

 

これにより、
ここ数年は6月22日が夏至となった翌年が
うるう年になっていることがわかります。
ちなみに2021年以降の夏至の日を見てみると顕著にわかります。

 

2021年の夏至6月21日
2022年の夏至6月21日

 

しかし、
2020年以降2055年までは
夏至の日は全て6月21日となっています。

 

また2056年からは6月20日が夏至になる日も現れます。

 

さらに過去には6月23日に夏至だったこともあったようですが、
1904年〜2055年までは6月21日
もしくは22日になることが多いようです。

 

夏至とは?
意味や由来は?

 

夏至とは、一年で一番昼が長い日のことを言います。

 

二十四節気の一つで、
暦上ではそれが起こる日を指しますが、
天文学的には
太陽が夏至点を通過する瞬間の時刻を指すこともあります。

 

昼や夜の長さで
季節の変わり目を知るという意味では、
春分・秋分・冬至などもありますよね。

 

仙台市 仙台市天文台:夏至の太陽の動き
(https://youtu.be/0GhqfmSTilE)

 

一方、一年で昼が最も短い日を冬至と言いますが、
東京で昼時間の長さを比べると
夏至と冬至では5時間もの差があるそうです。

 

夏至の日照時間と気温上昇との関係!

 

なぜ夏至が一番暑くならないの?

 

 

昼が長いということは、
それだけ太陽が長い時間出ているということになり、
当然気温が高くなる気がしますが、
日本の場合、
夏至が梅雨の時期と重なっているケースが多く、
実はそれほど暑さを意識することはありません。

 

しかし、例え夏至と梅雨がぴったりと重なっていなくても、
やはり夏至に暑さをピークで感じることもないのです。

 

と、言うのも実は日頃から、
その日の最高気温というのは
日射量が最も多いとされる12時よりも、
1〜2時間遅い時間になることが多いのです。

 

これは、気温上昇が太陽高度だけによるものではなく、
太陽の光で温められた土や建物の温度が
空気に伝わることで発生するからと考えられています。

 

そしてこれと同じことが
一年を通じた気温でも見ることができます。

 

夏至の前、
雨が降って全体の気温が高くない状態が続く日本において、
夏至の日に太陽高度がピークに達しても、
地表や空気が温められていないため
それほど気温の高さを感じないのです。

 

 

夏至の風習や習慣は?

 

 

二見 夏至祭 平成26年6月21日 The Midsummer festival
( https://youtu.be/k-h31-APoLE )

 

冬至の時には柚子湯に入る風習がありますが、
一方で夏至の時にはあまり聞かない気がします。

 

そこで、
本当に夏至には決まった風習や習慣がないのか調べてみたところ、
三重県伊勢市二見町では
今も続く伝統行事が存在しました。

 

それは「二見の夏至祭」です。

 

二見浦には夫婦岩があり、
海中の「興玉神石(おくたましんせき)」に対して
鳥居の意味があり、
昔からこの領域の水は神聖なものと考えられていました。

 

そのため、
伊勢神宮に参拝をする人は
二見浦の海水を浴びて身を清めてから参拝に訪れたそう。

 

このようなことから、
夏至の日に二見浦に入り
朝日を浴びて禊を行う
夏至祭が行われるようになったと言われています。

 

また、近年は
「100万人キャンドルナイト」
というイベントが全国的な広がりを見せています。

 

これは、夏至(冬至)の夜の2時間、
電気を消してキャンドルの灯りで過ごそうという企画です。

 

これにより、省エネになるだけではなく、
時の流れをゆったりと感じることで、
物事を深く考えたり、
家族や友人と語り合う時間を設けようというものです。

 

夏至に食べる食べ物は何?

 

・関東地方 新小麦粉で焼き餅を作って神に供える。

 

この時期は小麦がたくさんあることから、
小麦を使ったお餅を神様にお供えして
五穀豊穣と願ったとされています。

 

・関西地方 夏至から11日目にあたり半夏生にタコを食べる。

 

 

夏至がちょうど稲を受ける時期のため、
8本足のタコは稲が八方に伸びるように、
という意味で縁起がよいとされていました。

 

・愛知県 無花果(いちじく)の田楽を食べる。

 

無花果を半分にカットし、
その上に田楽味噌を塗って焼いたものを食べる習慣があるそうです。
ただし、
どうしてこのような習慣が生まれたのかは不明だそう。

 

・香川県 うどんを食べる。

 

うどんの一大産地として有名な香川県では、
昔から5月に収穫した小麦粉を使ってうどんを作り、
夏至の時期に食べていたと言われています。

 

・福井県 半夏生鯖を食べる。

 

鯖の漁獲量が多い福井県では
夏至に焼き鯖を食べる習慣があります。
なお、この時期に獲れる鯖は
半夏生鯖と呼ばれています。

 

・京都府 水無月という和菓子を食べる。

 

水無月はういろうの上に
甘く煮た小豆を乗せた和菓子です。
小豆には厄払いの意味があり、
毎年6月30日には
半年の穢れを祓うための
「夏越の祓」という神事が行われます。

 

夏至とは直接関係はないのですが、
日付が近いことからこの時期になると京都の方は水無月を食べます。

 

夏至と冬至の違いは?

 

 

夏至は、
一年で最も昼が長く、夜が短い日。

 

一方の冬至は、
一年で最も昼が短く、夜が長い日です。

 

これは夏至の場合、
太陽が一年で一番北よりから登り、
お昼に空の最も高い場所を通って、
一番北よりに沈むからで、
太陽が出ている時間が長くなるために、
おのずと昼が長くなり、夜が短くなります。

 

冬至の場合はこの逆で、
太陽が一年で一番南よりから登り、
お昼に空の最も低い場所を通って、
一番南よりに沈むため、
太陽が出ている時間が短くなり、夜が長くなります。

 

ただし、だからといって
夏至が一年で最も日の出が早く、
日の入りが遅いわけでも、
冬至が一年で最も日の出が遅く、
日の入りは早いわけでもありません。

 

夏至のまとめ

 

いかがでしたか?

 

夏至の算出方法や
夏至に気温が一番高くならない理由もわかって、
すっきりされたのではないでしょうか。

 

夏至は日本独自のものではなく、
世界各国で一つの基準日として考えられています。
特に冬が位長い北欧では、
夏至の日にはお祭りをするほど待ち焦がれた日になっているようです。

 

出典:「豆知識PRESS
    ( https://sk-imedia.com/geshi-7832.html )

 

 

 

 

 

●2021年6月11日:傘の日

 

6月11日は傘の日

 

由来と雑学を紹介

 

 

 

 

6月11日は、傘の日

 

なぜ6月11日が「傘の日」なのかというと、
6月11日が
雑節である入梅にあたることが由来となっています。

 

あまり「入梅」という言葉には
耳馴染みがないかも知れませんが、
梅雨入りとなる目安となる雑節が「入梅」となります。

 

日本には、
四季以外にも季節を表現するものとして
「二十四節気」や「五節句」といったものがありますが、
「雑節」である入梅もその一つにあたります。

 

入梅にあわせて制定された「傘の日」ですが、
日本洋傘振興協議会(JUPA)によって1989年に制定されたそうです。

 

 

 

「傘の日」には傘のファッション性や機能性についてなど、
傘の魅力を紹介するような活動を行われています。

 

梅雨も本格的になっていくことから、
折りたたみ傘なんかは
梅雨を乗り切るためには必須のアイテムになりますよね。
この時期は
湿気がかなりあり、
温度も高いことから、
いつも以上の熱さを感じて体調を崩してしまいがちなので、
いつも以上に体調管理をする必要があります。

 

 

警察官は傘をさすことができない

 

 

 

雨が降ってくると
服が濡れないようにするために
傘をさしますよね。
当然ですが、
プライベートな時でも勤務中にスーツを着て
外を歩いている時でも例外なく雨が降れば傘をさすかと思います。

 

しかし、制服を着ている勤務中の警察官が
傘をさしている姿ってあまり見かけたことが思いませんか?
帽子をかぶっていることから、
雨を防げているからといった理由ではなく、
これにはちゃんとした理由があるそうです。

 

警察官のほかにも
自衛官や刑務官などの服務規定によると、
傘を使用することが認められていないことになっています。
なぜなら、
警察官が身に着けられるものは、
支給されたもののみとされていて、
その支給品には傘は含まれていないため、
傘を使用することができないのでした。

 

町の安全を守っている警察官の方が、
傘もさせずに頑張っているなんて
少し不憫な気がしますよね。

 

 

傘は昔は雨具ではなかった

 

 

 

傘の歴史は意外と古く、
古代エジプトやオリエントの時代から使われていた道具です。
しかし、
現代に存在している傘と違って
昔の傘は雨具ではなかったって知っていましたか?

 

傘は宗教儀式などに使われる
権力を象徴する道具だったそうです。
古代エジプトやオリエントは雨が少なく、
日本に比べてもかなり日差しの強い暑い国でした。

 

そのため、
傘は日よけの道具としても使用され、
権力者が傘で覆われて守られている様は、
権力の象徴とされていたようです。

 

現在は
持ち運びがしやすいシンプルなデザインの傘ですが、
昔は権力を象徴するために
色々な装飾が施されていたため
とても重かったそうです。

 

重たいと持ちづらそうですが、
権力者は従者や奴隷に傘を持たせていたため、
権力者自身は
傘の重さに苦労することはなかったようです。

 

 

 

 

出典:「雑学.com
   ( http://kerokero-info.com/what_today_calendar/what-today-0611-2/ )

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