●8月29日は焼き肉の日
スタミナのつく食べ物はと聞かれたらみなさんは何と答えますか?
「焼き肉」と答える人が結構多いと思います。
?焼き肉の日とは
焼き肉の日は、毎年8月29日にあります。
焼き肉の日は、1993年(平成5年)に全国焼肉協会によって制定されました。
?意味
焼き肉の日は、「地域社会への貢献と販売促進」を目的として制定された記念日です。焼き肉の日は、土用の丑の日・7月23日の天ぷらの日と合わせて「夏バテ防止三大食べ物記念日」とも呼ばれていて、焼き肉を食べてスタミナをつけ、暑い夏を乗り切ってもらおうという意味も込められています。
?由来
焼き肉の日が、8月29日になった由来は、「やき(8)に(2)く(9)」という語呂合わせからです。
<焼き肉を食べて幸せになるのは幸せホルモンがドバドバ出るからだった!>
焼き肉を食べると「幸せだなぁ」と思ったりしませんか? この幸せを感じるのは、実は脳内から分泌される「幸せホルモン」のせいなのです! 人間は肉を食べると脳内で「セロトニン」や「アナンダマイト」という「幸せホルモン」と呼ばれる物質が作られます。
「セロトニン」には、感情や気分をコントロールしてネガティブな思考をポジティブな方向に持っていったり、ストレスを感じた時にそれを軽くする作用があります。
このセロトニンを脳内で作るには「トリプトファン」というアミノ酸が材料になります。
牛肉や豚肉にはこのトリプトファンが多く含まれているためセロトニンが多く作られ心が安定し、幸せな気分になるんですね。
「アナンダマイト」には、幸福感や至福感をもたらしたり痛みをやわらげる効果があります。
アナンダマイトは、牛肉に多く含まれる「アラキドン酸」という必須脂肪酸(食べ物から摂取する必要のある脂肪酸)から作られるので、アナンダマイトを増やしたい場合は赤身より霜降り肉の方がおススメです。
近年の研究では、アナンダマイトはアルツハイマー型認知症の予防にも効果があるとされていたり、セロトニン・アナンダマイト両方にうつ病に良いということも言われています。
美味しいくお肉を食べてストレスを解消し、心の健康にも役立つなんてまさに一石二鳥ですね。
●まとめ
焼き肉は、美味しいだけでなく幸せになって健康にも良い料理です。
残暑厳しい焼き肉の日には、スタミナも付いてストレスも解消してくれる焼き肉をガッツリ食べて、身も心も幸せになってみませんか?
出典:気になる話題・おすすめ情報館
(https://netwadai.com/blog/post-11727)
●8月10日は健康ハートの日
8月10日は健康ハートの日
健康ハートの日設定趣旨
1985年に日本心臓財団は、高齢化が進むにつれて増える心臓病に対応するには、国民の予防意識の向上が不可欠であると考え、8月10日が ハート810 と読み取れることから、覚えやすいように語呂合わせでこの日を『健康ハートの日』と定めました。
これまでの「心臓病・脳卒中=病気」の予防というイメージから、“健康ハート”をつくるという明るいプラスのイメージで、この日を中心に新しい国民運動を展開しようと始めたものです。
生活習慣を見直そう
心臓病は単に高齢によるものだけではなく、生活習慣に原因があるケースも多くみられ、高齢者だけでなく、若者や働き盛りの壮年層にとっても無視できない病気です。
心臓病の危険因子には高血圧、高脂血症、肥満、糖尿病、喫煙などがありますが、これらの危険因子を軽減するには日常生活(ライフスタイル)を見直すことが大切です。
「健康ハートの日」はこうした生活習慣を見直し、血圧などをチェックすることで、暑い夏の一日を「こころとからだの休日」となるよう願ったものです。
健康ハート10ヵ条
それから約30年が経過し、その間に生活習慣病という言葉が生まれ、近年はメタボリックシンドローム、通称メタボという言葉が流行になりました。長寿社会を迎えた日本にとって、単なる長生きではなく、いつまでも健康で過ごすことのできる健康寿命を伸ばすためには、よい生活習慣を身につけることが大切です。
日本人の平均寿命 :男性 79.64歳、女性 86.39歳
日本人の平均健康寿命:男性 70.42歳、女性 73.62歳 (2010年の数値、厚生労働省)
平均寿命と健康寿命の差は、男性9.22年、女性12.77年。この期間を少しでも短くすることが、これからの日本の課題といえます。
日本心臓財団では、よい生活習慣として健康ハート10ヵ条を提唱しています。
健康ハート10ヵ条
1 血圧とコレステロールを正常に。(太りすぎ、糖尿病には注意して)
2 脂肪の摂取は、植物性を中心に。
3 食塩は調理の工夫で、無理なく減塩。(1日、6g未満を目標に)
4 食品は、栄養バランスを考えて。(1日、30食品を目標に)
5 食事の量は、運動量とのバランスで。甘いものには要注意。
6 つとめて歩き、適度な運動。
7 ストレスは、工夫をこらして上手に発散。
8 お酒の量は、自分のペースでほどほどに。
9 タバコは吸わない。頑固に禁煙。
10 定期検診わすれずに。(毎年一度は健康診断)
脚は第二の心臓
今年の「健康ハートの日」のテーマは、「心と脚は結ばれています。脚は第二の心臓、歩いてますか?」です。
脚力、特にふくらはぎの筋力には、静脈を刺激することで血液を心臓へ送り返すポンプとしての役割があります。この『第二の心臓』を鍛える方法として歩くことが大切となります。また歩くことは心臓をはじめとする身体の健康維持にも有用です。
厚生労働省が昨年出した「アクティブガイド:健康づくりのための身体活動指針」でも、今より10分(約1000歩)多く歩くことを推奨しています。
スニーカーを履いて軽やかに踏み出す一歩が、心臓への優しさにつながるのです。
出典:「公益財団法人 日本心臓財団」
( https://www.jhf.or.jp/topics/2014/003595/ )