●2020年12月28日 しめかざり

 

 

意外と知らない!

 

しめ飾り・しめ縄の意味や種類・飾り方・飾る時期

 

おなじみのしめ飾り(注連飾り)には、どんな意味があるのでしょう?

 

しめ飾りをみていると、
お正月だな〜と感じませんか。
でも、よく見てみると不思議なかたちをしています。

 

しめ飾り(注連飾り)しめ縄(注連縄)には、
いったいどんな意味や由来があるのでしょう?
また、どんな種類があり、飾る時期はいつなのでしょう?
飾る場所、飾り方、処分はどうしたらよいのでしょう?

 

しめ飾りの意味を知ると、
飾る際のやる気もやり甲斐も違ってくるはず。
今回は、
しめ飾り・しめ縄(しめ縄飾り)の意味・由来や種類、飾り方、
飾る期間や処分の仕方などについて解説します。

 

目次

 

● しめ縄・しめ飾りの意味と由来
● しめ縄・しめ飾りの種類と飾り方・飾る場所・向き
● しめ縄・しめ飾りを飾る時期
● しめ縄・しめ飾りを焼く日、捨て方

 

● しめ縄・しめ飾りの意味と由来

 

しめ飾りは、神社がしめ縄を張りめぐらせるのと同じ理由なんですね

 

そもそも正月行事というのは、
年神様という新年の神様をお迎えするための行事です。

 

年神様は家々にやってきて、
生きる力や幸せを授けてくださると考えられています。

 

そこで、お正月が近づくとしめ縄やしめ飾りを施し、
年神様を迎える準備をします。

 

しめ縄(注連縄)には、
神様をまつるのにふさわしい神聖な場所であることを示す意味があります。
しめ縄が神の領域と現世を隔てる結界となり、
その中に不浄なものが入らないようにする役目も果たします。
その由来は、天照大神が天の岩戸から出た際に、
再び天の岩戸に入らないようしめ縄で戸を塞いだという日本神話にあるとされ、
「しめ」には神様の占める場所という意味があるといわれています。

 

しめ飾り(注連飾り)というのは、
しめ縄に縁起物などの飾りをつけたものをいいます。
代表的なのが、神様の降臨を表す「紙垂」(かみしで/しで)
清廉潔白を表す「裏白」
家系を譲って絶やさず子孫繁栄を願う「譲り葉」
代々栄えるよう願う「橙」などです。

 

もともとは、神社がしめ縄を張りめぐらせるのと同じ理由で、
自分の家が
年神様をお迎えするのにふさわしい
神聖な場所であることを示すために始まったといわれています。
しめ縄やしめ飾りを施すことで、
その内側が清らかな場所となり、魔除けにもなるため、
年神様が安心してきてくださるわけです。

 

● しめ縄・しめ飾りの種類と飾り方・飾る場所・向き

 

しめ縄・しめ飾りは、用途や地域によってじつに様々な種類があり、
大変奥が深いものです。

 

かつては、正月行事を取り仕切る家長がしめ縄を張っていましたが、
時を経てだんだん簡略化されていき、
玄関先、神棚などにしめ飾りを施すようになりました。

 

基本的には、年神様を迎える玄関先や神棚に飾りますが、
かまど神や水神など様々な神様をまつる場合もあり多種多様です。
ここでは一般的なものを紹介しますので、参考にしつつ、
地域や家のしきたりに従ってください。

 

 

【ごぼう注連】

 

ごぼうのような形をしたしめ縄です。
神棚向きで、神棚に飾るときは紙垂などをつけます。

 

普段使う縄は右へねじる「右綯い」(みぎない)ですが、
お正月のしめ縄は特別なものなので、
左へねじる「左綯い」(ひだりない)になっています。
また、古来より左を神聖、右を俗(日常)と考えるので、
神様からみたときに元の太い部分が左側になるように飾ります。
(人からみると、向かって右側に元の太い部分がきます。)

 

【ごぼう注連+前垂れ】

 

ごぼう注連に、前垂れ(わらの垂)をつけ、
裏白、紙垂、譲り葉、橙などを加えたしめ飾りです。
玄関先向きで、西日本でよく見られます。

 

ごぼう注連に前垂れのついたタイプ。西日本で多く用いられています。

 

一般的には、ごぼう注連の太いほうが向かって右側になりますが、
伊勢神宮のある三重県伊勢地方では逆向きになり、
1年中飾っておきます。

 

伊勢市のしめ飾りは、ごぼう注連の向きが逆。

「蘇民将来子孫之門」「笑門」などの木札がつき、1年中飾っておきます。

 

【玉飾り】

 

太いしめ縄を輪にしたものに、
前垂れ、裏白、紙垂、譲り葉、橙、海老、扇など色々な縁起物をつけたしめ飾りです。
玄関先向きで、東日本でよく見られます。

 

東日本に多い玉飾りは、よく見ると、後ろのしめ縄が玉のような輪になっています。

 

【輪飾り】

 

細いしめ縄を輪にしたものに、
譲り葉や紙垂をつけた小型のしめ飾り。
部屋、キッチンやトイレなどの水まわりに飾るほか、
門松と組みわせて飾る場合もあります。

 

最近はモダンなタイプも多く、
おしゃれなしめ飾りを手作りする方も少なくありません。
お好きなもので構いませんが、
本来の意味を考えると、わらを使ったしめ縄を用いることが大切です。
また、縁起ものには日本の文化が息づいていますので、
1つでも取り入れると良いでしょう。

 

 

● しめ縄・しめ飾りを飾る時期

 

しめ縄・しめ飾りは、
本来は12月13日のすす払い(大掃除のルーツ)が終わり、
年神様をお迎えするのにふさわしい場になってから飾るものでした。
このため、12月13日を正月事始めといい、
正月準備を始める目安となっています。

 

現代なら、大掃除が終わり、
年神様を迎える準備が整ってからしめ縄・しめ飾りを飾ります。

 

大掃除は年末と決まっているわけではありませんから、
13日以降早めに飾っても構いませんが、
今はクリスマスが過ぎた25日以降に飾り始める方が多いようです。

 

ぎりぎりにならないよう、
28日までを目安にすると良いでしょう。

 

なお、29日は「二重苦」「苦」に通じて縁起が悪く、
31日も一夜飾りになるので避ける風習があります。

 

こうして正月の年神様をお迎えし、松の内を過ぎたら外しますが、
一般的には7日(6日とする場合もあります)、
地域によっては15日(14日とする場合もあります)に外します。

 

● しめ縄・しめ飾りを焼く日、捨て方

 

左義長(どんど焼き)では、正月飾り、だるまなどの縁起物、書き初めなどを燃やします。

 

しめ縄・しめ飾りを外したら、
15日(あるいはその頃)に地域や神社などで行われる左義長(どんど焼き)で焼き、
正月行事に区切りをつけます。
左義長に持っていけない場合には、
神社に納めると良いでしょう。
地域によっては、しめ飾りを回収してくれるところもあります。

 

無理な場合には燃えるごみとして出しますが、
神聖なものですから、ほかのごみと別にしたり、
紙に包んで出したり、清酒や塩で清めたりすると気持ちが良いと思います。

 

出典:https://allabout.co.jp/gm/gc/434219/">「AllAbout 暮らし」
   ( https://allabout.co.jp/gm/gc/434219/ )

 

 

 

 

 

 

 

●2020年12月24日:クリスマスの由来

 

 

クリスマスの由来や起源、意味は?

 

意外に知らない?クリスマス

 

クリスマスソングが流れ、ポインセチアの赤やセイヨウヒイラギの緑が目にとまり、
あちらこちらにメリークリスマスの文字が躍る・・・
クリスマスカラーに染まった街並みを歩くと、誰しも胸が高鳴るもの。

 

そんな年に一度のクリスマスですが、その由来をご存知でしょうか。
クリスマスはなぜ12月25日なのか、
「クリスマス」の表記の意味など、
知っているようで知らないクリスマスの豆知識をご紹介します。

 

1 クリスマスの由来〜クリスマスはどこからきたのでしょうか〜

 

クリスマスとはどのようにできたイベントなのでしょうか。
また、12月25日である意味は?
クリスマスに関するさまざまなお話をご紹介します。

 

● クリスマスとは

 

クリスマスとは、イエス・キリストの降誕祭です。
新約聖書では、キリストの生まれた日を特定はしていません。
そのため、降誕祭とは「キリストの誕生日」ではなく、
「キリストが生まれてきたことをお祝いする日」となります。

 

キリストは今から約2000年前、ユダヤのベツレヘムの馬小屋で、
聖母マリアのもとに生を受けました。
この生誕をお祝いする日がクリスマス(降誕祭)です。
しかしながら、クリスマスがいつ始まったのか、どういう経緯で始まったのか
多くの教会で明示はしていません。
キリストの誕生日同様に、聖書に記述がないことが大きな理由です。

 

では、なぜ世界中で、そして多くのキリスト教の諸教派で
12月25日が共通してクリスマスなのでしょうか。
いつ頃この慣習が始まったのでしょうか。
諸説ありますが、代表的な由来をご紹介いたします。

 

● クリスマスが12月25日であることの由来

 

前述の通り、クリスマスがいつ頃始まったか正確な年代はわかっていません。
しかしながら、2世紀〜4世紀頃に始まったという説が有力視されているようです。
当時のヨーロッパはローマ帝国時代。
キリスト教は国教ではありましたが、まだまだ民衆には定着していませんでした。
ちょうどその頃、ペルシャから太陽信仰の性格を持つミトラス教という宗教が伝わってきました。
そして、このミトラス教には「光の祭り」という信仰上の大切な行事がありました。
「光の祭り」が行われるのは、一年で最も昼間が短くなる冬至。
この日を境に再び昼間が長くなっていく、すなわち太陽の力が強まっていくことを祝います。

 

この冬至が、12月25日にあたっていました。

 

一方で、ローマ帝国もともとの土着の祭りとして、
農耕の儀式もまた12月25日前後に執り行われていました。
そこでローマ皇帝はイエス・キリストを「光」に例え、
「光(太陽)の復活はキリストの復活」とし、
前述の土着の祭りをすべて吸収する形で12月25日をキリストの降誕祭に制定します。
ほかの宗教との対立を防ぐための、折衷案としての意味合いもあったのでしょう。
このクリスマスの誕生は功を奏し、
異なる宗教同士の摩擦を減らすだけでなく、キリスト教を広める大きなきっかけにもなりました。
ちなみに、クリスマスに行われるイベントはキリスト教由来のものばかりではありません。
たとえばクリスマスツリーは、古代ゲルマン民族のお祭りから伝わったとされています。
こういったことからも、クリスマスは土着信仰との融合に端を発している可能性が高いのです。

 

2 クリスマスイブとは

 

 

では、12月25日の前夜にあたる「クリスマスイブ」はどのような由来があるのでしょう。
「イブ」とは英語の「evening(夜)」と同じ意味の古語「even」のことであり、
クリスマスイブとは「クリスマスの前夜」ではなく「クリスマスの夜」のことなのです。
これには、キリスト教の前身にあたるユダヤ教の暦(ユダヤ暦)が大きく関わっています。
ユダヤ暦では、日没が一日の変わり目とされています。
そのため、12月24日の日没から25日の日没までが「クリスマス」となります。
クリスマスイブは、すでにクリスマスに含まれている24日の日没から深夜までということになります。
現在では、教会や宗派によって解釈はさまざま。
一般の暦にならい、25日に日付が変わると「クリスマス」とみなす宗派もあります。
どの宗派も、それぞれの教えに則りクリスマスの伝統を大切に守り続けています。

 

3 クリスマス表記の意味と由来

 

クリスマスの表記は「Christmas」または「Xmas」。
それぞれどういった意味で、どこから由来するのでしょうか。詳しくご紹介します。

 

クリスマスを英語表記にすると「Christmas」。
Christがキリスト、masはミサ(礼拝)という意味です。
クリスマスとは「キリストのミサ」という意味であり、世界のキリスト教国ではキリストの降誕をお祝いする日です。

 

現在では「クリスマス」という言葉自体が降誕祭を表す名詞になっていることは世界共通。
クリスマスの決まった挨拶といえば「Merry Christmas!(楽しいクリスマスを!)」
という言葉を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
クリスマスの表記にはもうひとつ「Xmas」というものもありますが、
「Christmas」と「Xmas」、どちらも正しい表記です。
クリスマスの語源はギリシャ語で、最初の文字は「X」です。
新約聖書のほとんどはギリシャ語なので、ギリシャ語の頭文字からとった「Xmas」表記は、
英語表記の「Christmas」よりも歴史が古いということになります。
しかしながら、
近代になると「アルファベットのXがキリストというのはおかしい」といった誤解が広まり、
公の場では「Xmas」表記はあまり使用されなくなりました。
使用されなくなったもうひとつの理由として、
「Xmas」の表記はよく広告などで使用されており商業的なイメージが強まったため、という経緯もあるようです。

 

4 クリスマスイベントの由来

 

 

クリスマスの楽しみといえば、
プレゼント交換やクリスマスのごちそう、クリスマスツリーを飾り付けるといったさまざまなイベント。キリスト教由来のイベントもあれば、そうではないイベントもあります。代表的なクリスマスの楽しみについてご紹介いたします。

 

5 クリスマスツリーの由来

 

クリスマスツリーは、前述のように古代ゲルマン民族の土着信仰に大きな関わりを持ちます。
北ヨーロッパに住んでいたゲルマン民族は、冬至のお祭り「ユール」の一環として、
寒さに強い樫の木を永遠の象徴として崇めていました。
この信仰を諦めさせるために、キリスト教の宣教師が樫の木を切り倒し、
代わりにモミの木を広めたのではないか、と言われています。
モミの木をクリスマスにツリーとして飾るようになったのは15世紀頃の説が一般的なようです。
オーナメントやイルミネーション装飾は、アメリカから流行していったものです。

 

6 サンタクロースの由来

 

サンタクロースは、キリスト教の聖人である奇蹟者ニコラウスの伝説が由来となっています。
聖ニコラウスはとても慈悲深い人物で、
死刑囚を助けたり罪人を改心させたりといったたくさんの逸話を持っています。
その聖ニコラウスがサンタクロースのイメージのもととなった話のひとつに、
貧しい家に金貨を投げ入れたというエピソードがあります。
聖ニコラウスが貧苦に喘ぐ家庭の窓から金貨を投げ入れたところ、
その金貨が暖炉にかかっていた靴下にそのまま入りました。
このことから「サンタクロースが靴下にプレゼントを入れてくれる」という風習が生まれました。

 

7 クリスマスといえば七面鳥。その由来は?

 

 

もともと欧州ではクリスマスにはガチョウを食べていたと言われています。
ガチョウはごちそうだから特別なクリスマスに、といった意味合いだったようです。
時は流れ、アメリカ大陸の開拓のために欧州から渡米したパイオニア達が、
食べ物に困り飢えに苦しんでいた時、原住民であるインディアンから七面鳥の施しを受けました。
このことから七面鳥は感謝のシンボルとなり、
転じてキリスト降誕への感謝を表すためにクリスマスのごちそうになった、という説があります。
加えて、七面鳥の方がガチョウより飼育がしやすいといった実用面な理由もあるようです。

 

8 世界各国のクリスマスの伝統菓子

 

世界各地でもクリスマスに特別なお菓子を楽しむ習慣があります。
たとえばフランスでは、丸太の形をしたブッシュドノエルというケーキが伝統的です。
なお、フランス語でノエルはクリスマス時期を指しています。
ドイツではシュトーレン、イタリアはパネトーネ、イギリスではクリスマスプディングやダンディーケーキなど、
その国々で特別なお菓子が作られ、ふるまわれているのです。

 

日本では、クリスマスのお菓子といえばさまざまなケーキですが、
最近ではこうした海外の伝統菓子をクリスマスに楽しむ人も増えています。
有名パティシエやスイーツブランドの作るシュトーレンなどは、毎年手に入りにくいほどの人気があるものも。

 

9 ポインセチアがクリスマスフラワーになった由来

 

 

クリスマスの代名詞的存在のお花といえばポインセチア。
ポインセチアはメキシコ原産ですが、
17世紀に同地で布教をしていたフランシスコ修道会のある修道士が、
ポインセチアを見てベツレヘム(キリスト生誕地)の星を想像し、
「ノーチェ・ブエナ(聖夜)」と呼ぶようになりました。
これを契機に、ポインセチアがクリスマスフラワーに位置づけられるようになったのです。
また、ポインセチアの色にも秘密があります。
赤と緑、そして樹液が白であるポインセチアは、クリスマスカラーを兼ね備えています。
クリスマスカラーとは赤・緑・白。とりわけ赤はキリストに関わる色であり、
「寛大」「愛」を象徴する宗教的にも意味深い色です。
ポインセチアといえば赤が有名ですが、白やピンクの品種も存在します。
さまざまな色合いがクリスマスプレゼントとして贈られます。
赤いポインセチアの花言葉は「祝福する」「聖夜」「幸運を祈る」、
白いポインセチアの花言葉は「あなたの祝福を祈る」、ピンク(プリンセチア)は「純潔」「思いやり」。
クリスマスプレゼントにぴったりです。

 

10 まとめ

 

 

クリスマスの由来や起源、クリスマスイブやクリスマス表記の意味についてご紹介いたしました。
クリスマスはイエス・キリストの降誕祭であること。
その由来は諸説ありますが、2世紀〜4世紀頃のローマ帝国領内で、
土着信仰の祭祀をキリスト教の降誕祭に吸収し定着させたものではないか、ということ。
クリスマスの意味やクリスマス表記の由来、
そしてクリスマスに楽しみなイベントの由来をおわかりいただけたでしょうか。
クリスマスプレゼントとして、大切な人にお花を贈る時、
こんなクリスマスの豆知識を交えてお話ししても楽しいかもしれませんね。

 

出典:「eflora(イーフローラ):お花で楽しむクリスマス」
   ( https://www.eflora.co.jp/f_xmas/colum/xmas/01/ )

 

 

 

 

●2020年12月3日:カレンダーの日

 

カレンダーの日

 

 

太陰太陽暦が明治5年12月2日で打ち切られ、
翌、12月3日が太陽暦の明治6年1月1日となった
明治改暦の史実に基づく記念日です。

 

今日、12月3日は「カレンダーの日」です。
カレンダーに関する全国組織の
全国団扇扇子カレンダー協議会( https://zenkyo.net/ )と
全国カレンダー出版協同組合連合会( https://www.jagat.or.jp/ )が、
カレンダーのさらなる普及と発展を目指して制定しました。

 

日付は太陰太陽暦が明治5年12月2日で打ち切られ、
翌、12月3日が太陽暦の明治6年1月1日となった
明治改暦の史実に基づいています。

 

 

この改暦により、
日本は太陽暦を採用している
諸外国と外交上の足並みを揃えられることになったのです。

 

太陰太陽暦というのは月の満ち欠けで日を決め、
昼夜の長さで時刻を決めます。
太陽の出ている時間を6等分、
月の出ている時間を6等分して
「一時(いっとき)」の長さが決まるので、
夏至の頃であれば、「昼の一時」は約2.6時間、
冬至の頃は約1.8時間と大きな差があります。
江戸時代までの時間や日付は時計でなく、
太陽と月の加減で「感じとる」ものでした。

 

加えて江戸時代の暦はあまり正確ではありませんでした。
版元によって食い違っていて、
どうにも取引話がかみ合わなかったりしたりと、
今では考えられない柔軟さでした。

 

届くと思っていた日に頼んでいた荷が届かないなど、
今なら重大なペナルティになりそうですが、
どのように処理していたのでしょう。
もともと曜日がなくて土日・平日の区別があるわけでもないので、
大きなトラブルにはならなかったのでしょうか。
今の時代、
万国共通認識としてのカレンダーや時計がなかったら、
どれほどの混乱を招くでしょうか。
来年のカレンダーを選びながら、
カレンダーのなかった日々を想像してみるのも楽しいかもしれません。

 

出典:「Insight Now !」
( https://www.insightnow.jp/article/8880 )

 

※カレンダーの日について、
  もっと詳しい内容をお知りになりたい方は、下のホームページを押して下さい。

 

  「生活さいじ百科」
   ( https://saizi100.com/kinenbi/12/calendarnohi )

 

 

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