●2018年8月24日
8月24日は「愛酒の日」!
初秋の宵は日本酒で!
突然ですが
みなさん8月24日は何の日か知ってますか?
実は、この日は「愛酒の日」。
「アイスの日」ではありません。
これは、
歌人若山牧水(わかやまぼくすい)が
めちゃくちゃお酒好きだったことにちなんで、
彼の誕生日である8月24日を
「愛酒の日」
と呼ぶようになったのだそうです。
てか、若山牧水って誰?!
ということで、
今回は愛酒の日特集です!
若山牧水とは?
あ、見たことある!
そうでしょう、
国語の教科書なんかにもちゃんと載ってる、
有名な歌人さんです。
宮崎県東臼杵郡で1885年8月24日に生まれ、
早稲田大学で学を修めています。
自身が日本各地を詠み歩いた「旅の歌」に代表されるように、
無類の旅好き。
なんと自分の息子を
「旅人(たびと)」
と名付けちゃうくらいの旅バカです。
明治時代のナオト・インティライミですね。
また自然を愛し、
最期の地となった沼津では
千本松原保存運動を起こしたり
富士の歌を多く残すなど、
自然主義文学としての短歌を推進しました。
彼がこよなく愛したのは、
旅、自然、そして酒です。
「生きたままアルコール漬けになった」牧水は大酒豪
牧水は大の酒好き。
なんと一日一升の酒を飲んでいたといわれており、
主な死因となったのは肝硬変です。
ちなみに、真夏に亡くなったのに、
しばらく経っても死体から腐臭がしなかったので、
「生きたままアルコール漬けになったのでは」
と、医師を驚嘆させたとの逸話も。
彼が詠んだ酒の歌もまた、たくさんありますが、有名な一句をご紹介しましょう。
「白玉の 歯にしみとほる 秋の夜の 酒はしづかに 飲むべかりけり」
どうですか。
さぞ、美味しい酒だったのでしょう。
美酒に触れた牧水の感動がしっかりと伝わってきます。
アル中説もある牧水ですがぼくは否定しますね。
酔いたいだけのアルコール中毒の人には
こんなキレイな澄み切った言葉は絶対浮かびません。
ちょっとだけ解説すると、
「白玉」っていうのは白いお団子でも、
真珠でもありません。
至極の一滴を表現しているのでしょう。
「穢れなく輝く玉=極上の美酒」が
歯にしみわたる瞬間の幸せ。
もう説明は要りませんよね。
酒飲みなら、
酒を愛する牧水の気持ちが超分かるはずです。
そして彼と一杯交わしたくなりませんか??
#愛酒の日 はいい酒を飲もう
ということで、8月24日は酒を愛する日。
ぜひみなさんの「愛酒」で初秋の夜を過ごされてはいかがでしょうか。
出典:「きくつかこらむ」
( http://www.kikunotsukasa.jp/column/archives/212 )
●2018年8月15日
お盆はいつからいつまででしょうか?
お盆はいつからいつまででしょうか?
一般的な8月のお盆は
8月13日から4日間
8月のお盆は「月遅れ」のお盆です。
東京など関東圏の一部では
7月15日を中心に行われる場合もあります。
夏休みにあわせた月遅れお盆が一般化していますね。
※地域によってお盆の日程は異なりますのでご注意下さい!
全国的には8月13日から4日間行われるところが多く見られます。
◆お盆はいつ?
お盆の時期は地方によって異なります。
・7月13日から4日間
・8月13日から4日間(月遅れ)
・旧暦のお盆
※僧侶の読経で、
初盆・新盆(ニイボン)の法要を執り行ったり、
お盆の墓参りが行なわれます。
迎え火、送り火を焚く風習も残っています。
伝統的には
旧暦の7月15日に当たる中元節の日に行われていましたが、
現在は地域によって異なっています。
8月15日(月遅れの盆)を中心として行うところが多いですが、
東京など関東圏の一部では7月15日を中心に行われます。
東京と地方とで盆の時期をずらすことで、
縁者一同が集まりやすくなる。
皆でゆっくり先祖の供養をするために、
このような形が定着したと思われる。
農作業が忙しい時期を避けるために、
東京と地方とで
盆の時期がずれたとする説もある。
お盆の最初の13日を
「迎え盆(お盆の入り)」、
最後の16日を
「送り盆(お盆の明け)」という。
お盆は3つの時期が存在するらしい。
明治以降、
新暦(太陽暦)が導入され定着したことで、
8月のお盆が生まれ、
3つの時期に分かれていきました。
1.7月13日〜15日
旧暦の月日がそのまま新暦に残ったもの。
2.8月20日前後(旧盆)
旧暦7月15日が新暦でいう8月20日前後のため。
3.8月13日〜15(または16)日(月遅れの盆)
当時は、日本国民の8割が農業に従事しており、
新暦7月15日は農作業の忙しい時期に重なりました。
お盆を1ヶ月遅らせて「月遅れのお盆」として
お盆の行事をゆっくりできるようにしたため。
お盆の始まり=迎え火
12日夕刻か13日午前中に
精霊棚や仏壇のお飾りとお供えをすませ、
13日の夕刻、
縁側の軒先か精霊棚のところに
吊るされた盆堤灯に火を灯す。
家の門口や玄関で素焼の焙烙(ほうろく)に
オガラと呼ばれる皮をはいだ麻の茎を折ってつみ重ね、
火をつけて燃し、その場で合掌する。
これを迎え火といい、
オガラを燃したその煙に乗って
先祖の精霊が家に戻ってくるのを迎える。
(おがらは最近ではスーパーなどでも手に入る。)
お盆の送り火
家に迎えた精霊を
今度は送り火をたいてお墓に帰ってもらう。
迎え火をたいた同じ場所で
16日(又は15日)オガラをつみ重ねて送り火をたく。
☆京都の夜を美しく彩る大文字焼は
この送り火の名残であるとされる。
☆地域によっては送り火ではなく、
九州北部の「精霊流し」のような行事が行われる。
お盆とは?
▼祖先の霊を祀る(まつる)
お盆とは祖先の霊を祀る(まつる)ために
7月15日頃に行われる行事です。
お盆は仏教行事のひとつと位置付けられていますが、
仏教の盂蘭盆(うらぼん)・盂蘭盆会(うらぼんえ)の行事に、
祖先の霊を祀る(まつる)信仰が
次第に混ざっていったものという考え方もあるようです。
初盆には四十九日、一周忌、三回忌などの法事法要とは別 に、
法要として供養の儀式が営まれますが、
初盆以外のお盆には、
遺族だけで、祖先の霊と一緒に供養をするのが一般 的です。
新盆(にいぼん)とは?
新盆(にいぼん・あらぼん・しんぼん・はつぼん)とは、
故人の四十九日が済んだ後、
初めて迎えるお盆のことです。
新盆には、
故人の霊が初めて家に戻ってこられるので、
普段のお盆よりも丁寧にお迎えします。
僧侶を迎えて読経をしていただいたり、
ご親戚や故人に縁があった方が
お参りに来たりということもありますので、
準備は通常のお盆よりは少し早めに行うことをおすすめします。
きゅうりやなすでつくる精霊馬(しょうりょううま)
きゅうりやなすを使って、
割り箸や、つまようじで足をつけて作る、
馬や牛の飾りです。
きゅうりの馬は迎え盆に
「足の速い馬に乗って、
早くあの世から帰って来られるように」、
なすの牛は送り盆に
「足の遅い牛に乗って、
ゆっくりあの世に戻って行けるように、
この世からたくさんの供物を積んで楽に帰れるように」
という願いがこめられています。
蓮やほおずきなどのお供え花
お盆にご先祖にお供えする花には
特に決まりはありませんが、
この時期には生花店で
はすやほおずきの入ったお供え花が売られます。
はすの花は
「花びらを船にして先祖の霊が帰って来る」、
ほおずきは
「先祖の道を照らすちょうちんになる」
という願いがこめられています。
このほか、故人の好きだった花などを選んでもいいでしょう。
だんごなどのお供え物
お供えの食べ物は日替わりで用意します。
13日の迎え盆にはあんこつきの「お迎えだんご」、
14日はおはぎ、
15日はそうめん、
16日は「送りだんご」という白いだんごが一般的。
ただし現在ではお盆の期間中、
同じものをお供えするケースもあるようです。
出典:「NAVERまとめ」
( https://matome.naver.jp/odai/2140365518985270201 )
●2018年8月7日
立秋2018年はいつ?
意味や由来を教えて!
立秋の意味や時期について!
秋が立つと書く立秋。
何となく、
秋の気配が感じられる時期のことを
指してるように思えるのですが、
実際の意味はどうなのでしょうか。
季節を敏感に捉える日本人にとって、
まだまだ暑い時期に
秋という漢字を見ることに
違和感を感じる方もいらっしゃるでしょう。
では、立秋とはそもそもどのような意味があるのでしょうか。
また、立秋の時期とはいつ頃を言うのでしょうか。
今回は、立秋について詳しく調べてみました。
目次
・2018年の立秋の時期はいつ?
・そもそも「立秋」って何?
・立秋の意味や由来について
・立秋のまとめ
2018年の立秋の時期はいつ?
2018年の立秋は
8月7日です。
もしくは、
8月7日から処暑までの期間を指す場合もあります。
高校野球が始まり、
暑さもピークを迎える時期ですが、
暦の上では「秋に入る日」とされており、
立秋を基準としてそれ以前に出すのを
暑中見舞い、
立秋以後に出すのを
残暑見舞いと区別します。
近年は
9月になってもまだまだ暑い日が続くことから、
残暑という捉え方自体が微妙になっていますが、
立秋を過ぎてから暑中見舞いを出すのはマナー違反となります。
特に目上の方や会社の上司に送る際には注意しましょう。
そもそも「立秋」って何?
立秋とは、二十四節気の一つで、
太陽黄径が135度の時を言います。
太陽黄径とは、
地球を中心として空を見た時、
太陽の見掛け上の通り道である黄道と、
地球の赤道を
そのまま空まで伸ばした天の赤道の交点を基準点として、
そこから15度ずつ24分割に分けた特定の度のことを指します。
立秋は、
この太陽黄径が135度であるという意味です。
ちなみに黄道と天の赤道が交る基準点は春分点で、
春分の太陽黄径は0度となっています。
立秋は秋が立つと書く通り、
初めて秋の気配が感じられる時期と言われていますが、
8月7日頃と言えばまだまだ夏本場、
暑い盛りといった印象ですよね。
テレビのニュースでも
「本日は立秋。
暦の上では秋が始まるとされる時期ですが、
暑さはますます厳しくなって・・」
というフレーズをよく耳にします。
とは言え、
空を見上げると夏の代名詞である入道雲ではなく、
秋の空に多く見掛ける
いわし雲やうろこ雲が多く見られるようになります。
空から少しずつ、秋は近付いているのですね。
立秋の意味や由来について
二十四節気の中でも、
特に大切な「八節」というのがあります。
夏至・冬至の「二至」と
春分・秋分の「二分」、
そして立春、立夏、立秋、立冬の「四立」です。
これらは二至二分四立と言われ、
季節を区分する上で重要な役割を果たしてきました。
立秋は、夏至と秋分の中間で、
秋の訪れを感じ始めるという意味で使われる言葉です。
しかしながら、
そもそも二十四節気は
中国から伝わったものなので、
気候や風土が違う国の季節感が
そのままぴったり
日本に当てはまるものでもないと思います。
立秋のまとめ
気温や体感からすると、
まだまだ秋には程遠い時期にも思えますが、
いつまでも続くと思っていた暑さが一段落し始め、
その暑さが恋しく感じる時期が
もうすぐやって来ますよ。
という意味では
8月上旬の立秋も
悪くないと感じるのではないでしょうか。
出典:「豆知識PRESS」
( https://sk-imedia.com/rissyu-8039.html )