●2018年11月8日 いい歯の日
いい歯の日(11月8日)とは?【まとめ】
11月8日は、「いい歯の日」です。
いい歯の日とは、どのような由来や意味がる記念日なのか?
誰が制定した記念日なのか?
ここでは、「いい歯の日」について詳しくまとめて紹介しています。
「いい歯の日」ができた理由とは?
11月8日の「118」が「いい歯」の語呂合わせで、
日本歯科医師会が歯の健康増進の啓発のために作った記念日です。
「いい歯の日」を作った目的とは?
日本歯科医師会は、厚生労働省とともに、
「口の中の健康を保ち、長く食事を楽しむ」といった願いを込めて、
1989年(平成元年)から
「80歳になってからも自分の歯を20本以上保とう」
という「8020運動」を推進しています。
8020運動の一環として、
歯の健康維持の啓発を目的に、「いい歯の日」が作られました。
8020運動の達成者の推移
8020を達成している人は、年々、増加の傾向があり、
平成23年度の歯科疾病実態調査によると、
●1987年: 8.2%
●1993年:10.9%
●1999年:15.3%
●2005年:24.1%
●2011年:38.3%
と、かなり多くの人が80歳になっても20本以上、
自分の歯を維持している人が増えています。
この為、将来的には2022年には、
8020を達成する人が、50%の達成を目指しています。
なぜ、20本以上の歯が必要なのか?
8020は、80歳になっても、自分の歯を20本、
維持するという意味ですが、なぜ、20本の歯なのでしょうか?
20本の歯を維持する理由は、
20本以上の歯があればほとんどの食べ物を噛み砕くことができ、
味を楽しみながら食事ができるためです。
食事の美味しさと歯の本数の関係
(財)日本口腔保健協会が発行する「口から始まる全身の健康」によると、
●20.1本:食事がとても美味しい
●19.3本:食事が美味しい
●16.8本:普通
●11.1本:美味しくない
といったような統計データがあります。
この為、20本以上の自分の歯を維持することができれば、
食事を美味しく食べることができるので「8020」ということになったようです。
「8020」を達成するためのポイント
「8020」を達成するため、
または、「いい歯」を維持するためには、毎日のケアが大切です。
具体的に、歯を健康に維持するためには、
●毎日のブラッシングをする
ブラッシングで、口内に残った食べ残しなどを取り除きます。
●デンタルフロスや歯間歯ブラシを使う
歯磨きでは取りきれない、歯と歯の間の食べ残しを取り除きます。
●歯ごたえのあるモノをよく噛んで食べる
固い物を噛むことで、アゴの筋肉を鍛えます。
●歯が抜けたら歯科医で見てもらう
歯が抜けたら、かみ合わせや歯並びを整えて、噛む機能を回復させます。
●定期検診をかかりつけの歯科医で行う
定期的にかかりつけの歯科医で定期検診を受け、早期発見を目指します。
といった、毎日の丁寧な口内ケアが大切になります。
丈夫な歯を維持するためには、
毎日の歯磨きと
定期検診が大切になります。
いい歯の日のイベント
いい歯の日のイベントとして有名なのが、
●ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー
●スマイルフォトコンテスト
といったイベントが行われています。
「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー」は、
全国の日本歯科医師会会員の投票によって、
歯が印象的な笑顔の男女の有名人が選出されるイベントです。
スマイルフォトコンテストは、
全国から寄せられた笑顔が素敵で、
いい歯の日にふさわしい写真の選出が行われています。
「いい歯の日」に似た記念日
いい歯の日と同じような記念日としては、
●4月18日:「よい歯の日」
4月18日の「418」が、4(よ)1(い)8(は)の語呂合わせで出来た記念日です。
●6月 4日:「むし歯予防デー」
6月4日の「64」が、6(む)4(し)にちなんで、「むし歯予防デー」として虫歯を予防する記念日です。
まとめ
11月8日の「いい歯の日」は、
年をとっても長く健康な歯を維持することで、
長く美味しく食事が食べれ、健康でいるために、
歯磨きの方法や大切さを意識するのにいい記念日だと思います。
出典:「生活さいじ百科」
( https://saizi100.com/kinenbi/11/iihanohi )