●5月27日は「旧海軍記念日」
●制定の経緯
5月27日は、海軍記念日(旧海軍記念日)という記念日です。
海軍記念日(旧海軍記念日)は、1905年(明治38年)5月27日日露戦争でヨーロッパのバルト海から回航された強力なバルチック艦隊(ロシア名:第2・第3太平洋艦隊)を日本海海戦において、東郷平八郎が率いる日本海軍連合艦隊が迎え撃ち、これを撃滅し大国ロシアに勝利したことにちなんで「海軍記念日」という記念日になっています。
海軍記念日ができた日本海海戦(ロシア名:ツシマ海戦)は、アジアの小国が、白色人種の欧州の大国であったロシアに初めて勝利した世界的にインパクトのあった戦争でした。
●記念日廃止と旧海軍記念日
この勝利により両国間のポーツマス講和会議への道をひらきました。かつては勝利を記念して「海軍記念日」に制定され、この日には記念式典などが行われていました。しかし、1945年(昭和20年)を最後に、日本の太平洋戦争敗戦により第二次世界大戦後に廃止されました。現在は、「旧海軍記念日」と言われる通り、海軍記念日は正式には存在しません。
●旧海軍記念日のイベント
海軍記念日は廃止されましたが、現在でもこの日に、神奈川県横須賀市の記念艦「三笠」において日本海海戦記念式典が毎年開催されています。三笠内の講堂で、国家斉唱、黙とうなどが、艦上では海上自衛隊音楽隊による演奏会が行われます.。
●世界三大記念艦「三笠」
戦艦「三笠」は、日露戦争において連合艦隊旗艦を務め、連合艦隊司令長官の東郷平八郎らが座乗しました。現在では、三笠公園内に記念艦として保存されておりその三笠公園内には東郷平八郎の銅像も建てられています。
出展:生活さいじ百科、雑学ネタ帳、世界三大記念艦「三笠」
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https://zatsuneta.com/archives/105271.html
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