●2020年10月20日 頭髪の日
【頭髪の日とは】
自分の髪の毛について考えてみよう
あなたはご自身の頭髪ケアはチェックされているでしょうか。
もしまだ頭髪の状態を確認していないなら、
今日紹介する「頭髪の日」に一度確認してみましょう。
あなたの頭髪や頭皮はあぶない状態かもしれません。
今回は頭髪の日についてと頭髪の日だからこそ
確認しておきたい知識などをお伝えしていきます。
目次
1.頭髪の日を知ろう
2.頭髪の日に知っておきたい頭髪のこと
3.頭髪の日に生活習慣を見直そう
4.まとめ
1 頭髪の日を知ろう
頭髪の日の由来
あなたは頭髪の日をご存知でしょうか。
「10=とう」「20=はつ」の語呂合わせで決められた【10月20日】の日のことで、
1977年に、日本毛髪科学協会が毎年10月20日を「頭髪の日」と定め、
その1ヶ月を毛髪衛生月間として
一般の方々に頭髪や頭皮などについて正しい知識を普及するための活動を行っているそうです。
この活動には厚生労働省や東京都などの地方自治体の後援を受けながら、
街頭などで無料の毛髪相談や講演会、
毛髪の知識について書かれたパンフレットなどを配布したりなどの活動を行なっているようです。
1997年から定められているということから、比較的新しい記念日のようです。
日本毛髪科学協会という存在
正式名称が
「公益社団法人日本毛髪科学協会」
と言います。
こちらの協会では
毛髪と皮膚についての正しい知識を普及するために
一般市民への普及啓発、
会員を対象にした教育研修、
および毛髪と皮膚に対する調査研究を目的としている団体のようです。
参考
頭髪に関する啓発活動を行うことはもちろんのことですが、
全国でセミナーも開催しており、
毛髪診断士講習会などの
日本毛髪科学協会の会員向けに資格認定講習会も行なっているようです。
また、いずれも皮膚科専門医や技術者を講師として招いての講習会となっているため、
毛髪に関する知識を幅広い活動によって普及している団体だということがうかがえます。
記念日はどうやって決まるのか
結論から先にお伝えすると、
記念日というのは誰かが指定したその日を「〇〇記念日」と制定すれば、
それは記念日なのです。
記念日には、誕生日や結婚記念日などの個人的な記念日の他に、
公的機関が制定した記念日など様々な日が存在しています。
バレンタインやクリスマスなどもよく知られた記念日ですね。
また、土用の丑の日も古くからある記念日の一つです。
この記念日はあなたもご存知のように、
日本の暑い時期を過ごすために栄養価がとても高いうなぎを食べるということが
日本では昔から存在している記念日です。
諸説ありますが、この記念日というのは
当時うなぎ屋を商いとしていた平賀源内が
夏に売れないうなぎをどうやって売るかを考えた末に
できた記念日だということです。
その後、夏にはなかなか売れなかったはずのうなぎが大繁盛し、
他の店でも真似を始めた結果、
日本の文化となり、多くの人が認知するような記念日になったとのことです。
2 頭髪の日に知っておきたい頭髪のこと
抜け毛や、臭いなどの原因はなにか
頭髪の日にしっかりと頭髪についての知識を学んでいき、
多くの方が悩みを抱える抜け毛や、
臭いなどの原因をここでしっかりと考えて、
予防をしていく必要があります。
症状が出る前に予防をすることで未然に防ぐことが大事です。
そしてまず、頭髪について知りたいのであれば、
頭皮環境を整えることが一番大事になってきます。
ここでは頭皮環境を整えるために知ってほしいことと予防策を一緒に学んでいきましょう。
脂質が多い食生活
私たちが普段生活をしている時に食べる外食というものは
非常に多くの脂質を含んだ料理を提供する飲食店が多いです。
ラーメンや餃子、焼肉など
脂質が多くの含まれている食事の場面が非常に多いかと思います。
それは日本の食生活が欧米文化を取り込んだことによって、
脂質が多い食生活に変化していった背景があります。
そして過剰に摂取された脂質は
体内で消化されずに頭皮にも影響を与え、
皮脂を生み出すことになり、薄毛やはげの原因となります。
頭皮環境を整えるためにはある程度の皮脂は必要ですが、
必要以上の皮脂が分泌してしまう状況になると薄毛になってしまう危険性が高まります。
また、頭皮に残った皮脂はその後酸化することによって臭いの原因にもなってきます。
アルコールの取りすぎや、偏った食生活を正していかなかれば改善をしていくことは困難になります。
スマホを見ていること
あなたはスマートフォンを1日中見ていませんか。
電車で席に座っているほとんどの方がスマホをいじり、
毎日長時間スマホのディスプレイを見続ける環境というのは、
頭皮にとってあまりいい環境とは言えません。
なぜ、スマホをずっと見ていることが頭皮環境に影響してくるのかというと、
スマホを見ていると当然ですが目が疲れて果ててしまいます。
その結果、眼精疲労と呼ばれる目の疲れのせいで、
血の巡りが悪くなったり、肩こりなどが起こる原因となってしまいます。
このように血の巡りが悪くなることによって
頭皮や毛髪に必要な栄養や成分が、
頭皮に行き渡らないという状況が起こってしまい、
最終的には薄毛やはげの原因の1つとなってしまう可能性がありますので、気をつけましょう。
カラーやパーマ
カラーやパーマについては数多くの方々が実際にされてきたと思います。
なので、カラーやパーマをしたからと言って必ずしも薄毛やはげになるわけではないのですが、
正しい知識を持つことでカラーやパーマをすることによるリスクを知っておきましょう。
そもそもパーマやカラーをするときに使う液体は、
それぞれ効能が違いますが、多くの化学薬品が使われており、
これらの液体は頭皮に刺激がとても強いため、
頭皮が炎症を起してしまう可能性があります。
その結果、薄毛やはげの原因となってしまう可能性があります。
抜け毛、臭いなどを予防するためには
まず、先ほど説明した内容については必ず理解するようにしましょう。
正しい知識を念頭に置くことによって、
予防策を講じる意味があるためです。
予防をしていくためには、頭皮環境を見直す必要があります。
頭皮を清潔にし、頭皮へ十分な栄養補給を行う環境を整えることによって、
抜け毛や臭いの予防策となってきます。
お金をかけて病院や高価なシャンプーを使う前に、
まずは自分の生活習慣を正すことに意識を置きましょう。
次のパートでは生活習慣について一緒に見ていきます。
3 頭髪の日に生活習慣を見直そう
頭皮によい食品を紹介
先ほど述べたように
日々の食生活は頭皮の環境に大きく関わってきます。
偏った食生活を改善することによって、脂質を減らし、
健康的な食生活を手に入れましょう。
そこで今回は、
頭皮環境を整えるために必要な栄養素と参考となる食品を紹介します。
イソフラボン
こちらの栄養素は
薄毛の原因となる男性ホルモン「DHT:ジヒドロテストステロン」の分泌を
抑制してくれる効果があります。
イソフラボンを多く含む食材として有名なのが「大豆」です。
日本人に馴染みが深い、
納豆・味噌・豆腐などに含まれており、
日常的に摂取しやすい栄養です。
朝ごはんに納豆と豆腐入りのお味噌汁を取り入れていただければ、
十分にイソフラボンを摂取することが可能ですので、ぜひ取り入れてみてください。
ビタミンB2、ビタミンB6
皮脂の過剰分泌が原因で詰まってしまった毛穴を改善してくれる栄養素。
偏った食事をしているとなかなかこの栄養が不足しがちです。
この栄養を摂取するのに特にオススメなのがレバーです。
ビタミンを多く含んでおり、頭皮環境を整えるのにピッタリの食材です。
特にレバーを使った料理でオススメなのが「レバニラ」です。
緑黄色野菜のニラには
ビタミンA、ビタミンB群、C、Eが全てバランスよく備わっており、
頭皮改善にはピッタリの料理なので、晩御飯のメニューに加えてみてください。
ビタミンC
コラーゲンの生成を補助する役目があるこの栄養素。
粘膜や血管を丈夫にし、
また皮脂の分泌も抑えてくれる栄養素なのです。
この栄養をとるにはアセロラやかんきつ系の果物がオススメです。
日常的に摂取するためにはアセロラジュースを飲むとよいでしょう。
アセロラジュースはコンビニやスーパーなどでもよく売っているので、摂取してみてください。
タンパク質と亜鉛
これらの栄養素を摂取するのであれば「高野豆腐」がオススメです。
タンパク質は髪の毛の主成分で、
また亜鉛はタンパク質から髪の毛になるために必要な栄養素のため摂取する必要があります。
タンパク質と亜鉛を同時に摂取することができる「高野豆腐」は優れた食品と言えるでしょう。
また亜鉛は牡蠣にも多く含まれているので、普段なかなか摂取しにくい亜鉛を取るようにしましょう。
頭皮ケアに睡眠は必須?
睡眠は生活習慣を整えるためにとても大事な要素です。
従って、質の悪い睡眠や睡眠不足というのは頭皮環境を改善するどころか、
悪くしてしまう原因となるのです。
夜中の22時〜2時がお肌のゴールデンタイムという言葉を聞かれたことがあるかと思いますが、
それは頭皮も同じです。
ゴールデンタイムに成長ホルモンが大量に分泌されることによって
皮膚の細胞が修復されます。
つまり、健康的な頭皮になるのです。
また、成長ホルモンの分泌は思春期にピークを迎えてます。
思春期の大事な時期だからこそ良質な睡眠をしっかりと取ることを意識しましょう。
頭皮を考えるなら、運動は必要
普段会社で朝から夜までデスクワークをしている方は
なかなか難しいかもしれませんが、ぜひ運動は行なっていただきたいです。
なぜならば、運動をすることによって身体全体の血行を促進させ頭皮の環境を整えることに繋がるからです。
血行を促進することによって、頭皮に必要な栄養素を適切に運ぶ環境を築くことができるからです。
いきなり走ったり、筋トレをすることは難しいと思うので、
まずは近所を散歩してみるとか、会社の帰りに1駅分の距離を歩いてみるなどしてみてはいかがでしょうか。
有酸素運動でじっとりと汗が出るような状況が理想です。
身体中に血液が流れ、血行が良くなっているからです。
ぜひ、取り入れてみてください。
また、ふくらはぎをマッサージするだけでも血流を良くしますので
時間がない方にはふくらはぎをマッサージするのもオススメです。
頭皮にストレスは敵
現代社会で生きていく上でストレスを無くしましょうというのはとても難しいと思います。
ただ、ストレスを発散することによって
体内に蓄積しないように心がけることがとても大切です。
それぞれの方にストレスの発散方法があるかと思いますが、
オススメのストレス解消法は寝る前のストレッチです。
朝起きた時や夜眠る前に行うなど、誰にでもできる方法だと思います。
ストレッチをすることによって身体の新陳代謝がよくなり、
血行が促進され、ストレス解消に繋がるので一石二鳥です。
また、ストレッチの効果を促進するのに効果的なのが「半身浴」です。
ぬるめのお湯に20分程度浸かることによって血行不良が促進し、1日働いて緊張状態だった身体を緩和してくれ、快眠に繋がります。
タバコに気をつけましょう
近年は禁煙スペースが増えたことによって、
だいぶタバコを吸われる方をお見受けする機会も減りましたが、
まだまだ喫煙者が多いのが現状です。
喫煙される方もされない方も、
タバコを吸うことによって受ける頭皮への影響を知りましょう。
タバコを吸うことによって体内に摂取されるニコチン。
このニコチンは身体の血管を収縮させ、
健康な髪に必要な成分であるビタミンを大量に消費させてしまうのです。
つまり、血管が収縮することによって血行が悪くなり、
頭皮へと必要な栄養素が届かない状況になってしまいます。
また、健康な髪の毛に必要な栄養素であるビタミンがそもそも少ないので、
頭皮に届く栄養素が限りなく少ない状況になってしまいます。
喫煙される方もされない方もも知識を身につけておきましょう。
4 まとめ
いかがでしたでしょうか。
抜け毛や臭いの原因は日々の食生活や、
日常的な生活習慣にあることを説明させていただきました。
薄毛やはげに悩む多くの人はこれらのことがおろそかになってしまい、
心と身体のバランスが悪くなり、ホルモンバランスが崩れてしまうために
薄毛やはげになってしまう方が非常に多いです。
全ての方が薄毛やはげになることはないですが、
あなたも正しい知識を身につけて、
ご自身の頭髪について考えて予防をするきっかけにして
今後に活かしてみてはいかがでしょうか。
久田 篤
発毛診断士
プロフィール
日本臨床医学発毛協会認定の発毛診断士。
自身も薄毛で悩んだ経験から育毛業界に参入、
育毛剤やシャンプーの研究開発に携わる。
また、育毛開発プロデューサーとして薄毛に悩む顧客に対し、
多くの発毛成果を上げ様々なニュースサイトで取り上げられる。
美容室コンサルタント、育毛コンサルタントという顔もあり、
過去の発毛実績を基に『最後に読む育毛の本』を出版。
久田篤のブログ:髪フサフサ.com(http://husa-husa1ban.com/)
出典:「ヘアケアサポート」
( https://hairsapo.jp/media/articles/137 )
豆腐の日は2つある!?由来は?イベントは?
「一汁三菜」という抜群の栄養バランスで、
今や世界一の健康食だと言われている和食。
私たちが何気なしに食べているものには、
大豆から作られているものが非常に多いのですが
その代表格といえば、「豆腐」ではないでしょうか?
ここでは、その「豆腐」について、いろいろ紹介していきたいと思います。
豆腐の日は2つある?
「豆腐の日」って
聞いたことない人が多いと思いますが、
1993年、日本豆腐協会は、もっと豆腐を食べてもらいたい
という願いを込めて
10月2日を、豆腐の日に制定しました。
語呂合わせで、10(とう)2(ふ)なので、
10月2日を豆腐の日としたようです。
でも、豆腐の日って実はもう一つあるんです!
スーパーの広告でたまに「豆腐の日」と
書いてあるのを目にしたことがある人もいるかもしれませんが、
毎月12日も「豆腐の日」です。
これも、10(とう)2(ふ)の語呂合わせからきており、
同じ1993年に日本豆腐協会が制定しています。
豆腐の日のイベントは?
面白イベントの由来も紹介!
イベントは豆腐の日にはありませんが、
神奈川県と鳥取県で、2つのイベントがあるようです。
1つ目は、豆腐料理で有名な神奈川県伊勢原市の大山で
毎年3月中旬に、「大山とうふまつり」が開催されます。
仙人鍋と呼ばれる直径4mの鍋での、
湯豆腐の振る舞いのほか、
椀子豆腐早食い大会など全部で30種類ほどのイベントが開催される。
まさに「豆腐のための」ビッグイベントです!
2つ目は、
毎年12月8日にほど近い土曜日に、
鳥取県米子市にある白鳳の里で
「うそつきとうふの日」のイベントが開催されます。
何とも面白いネーミングですが、
鳥取県では、その昔、普段からうそを言い売買をしていた商人が、
「誓文開き」と称して
12月8日に豆腐汁を食べたことに由来します。
現在では、12月8日に豆腐を食べると、
一年間に付いたうそを白紙にすることが
できるとされています。
当日はどんぐりうどんや、特製豆腐鍋の振る舞い、
今年ついたうそを、一筆箋(いっぴつせん)と呼ばれる
小さな便せんに、白紙にしたいうそを書き
数日後、その便せんを近くにある日吉神社で
焼却してくれたりと面白イベントが盛りだくさんです!
豆腐は食べ過ぎに注意です!
私が子供のころ、豆腐といえば、
みそ汁の実や、冷ややっこ、
肉豆腐や、マーボー豆腐など。
それ一つでは地味で、メインにはなれないけれど、
主菜から副菜まで使いまわすことができる万能選手でした。
それが現代では、豆腐の食べ方もいろいろ。
私が子供の頃と比べれば、豆腐の種類もかなり増えました。
近頃は、美容のために豆腐を食べる人も増えています。
日本の伝統料理を守るという意味では、大変喜ばしいことですが、
食べ過ぎると、身体に影響する場合があります。
いつの頃からか、充填(じゅうてん)豆腐が
3つ小分けになって販売されているのを見かけるようになりましたが、
1つ分が、一日の豆腐の摂取目安だと、
覚えてもらえるとわかりやすいと思います。
どんなものでも、ほどほどが大事ですよ。
出典:「はてなスッキリ」
(https://www.shend-trend.com/post-2482/)