●3月10日は「佐渡の日」
〇1998年(平成10年)に一般社団法人・佐渡観光協会が制定。
日付は「さ(3)ど(10)」(佐渡)と読む語呂合わせから。同協会では、この日を中心に「さどの日キャンペーン」を実施しています。
・佐渡島は、新潟県西部に位置する周囲262.7km・面積854.76km2の島で、その全域が新潟県佐渡市である。日本海側最大の島で、人口は約57,000人(2017年3月末)。
・大化の改新以後、8世紀以前に佐渡国が置かれ、順徳天皇、日蓮、日野資朝などが配流(はいる:島流し)された地でもあります。関ヶ原の戦いの後、佐渡は徳川家の支配地となり、1601年(慶長6年)に佐渡金山が発見されました。佐渡金山は最盛期には国内一の金産出量を誇っていましたが、江戸時代の終わり頃から衰退し、現在では金の採掘は行われていません。現在は、史跡佐渡金山」として一般公開されるとともに「世界遺産」への登録を目指している。
相川金銀山のシンボル「道遊の割戸」
・文化としては西廻り航路が開かれ、西日本や北陸の文化が伝わってきたこと、また配流者が伝えた文化も含めた貴族文化や武家文化、町人文化が一体となって、佐渡特有の文化を形成していったといわれる。方言は佐渡弁と言われるもので、西日本方言の北陸方言に属している。
・日本の伝統芸能である能が有名で、江戸時代には200を超える能舞台があり、現在も32余りの能舞台が残っている。人口当たりの能舞台数は、江戸時代も現在も全国一となっている。
・農業は米作りを中心に、おけさ柿、ル・レクチエ(西洋梨)、リンゴなどの果樹栽培が盛んである。畜産業では古くから幻の牛といわれる佐渡牛がある。
・漁業ではカニ、エビ、イカ、ブリ、マグロなど様々な種類の魚介類が水揚げされるほか、加茂湖や真野湾で育てられる牡蠣や、日本海の荒波が育んだアワビ、サザエ、海藻類など、まさに海産物の宝庫である。
〇新潟県の県鳥・佐渡市の市鳥「トキ(朱鷺)」
かつては世界でわずか数羽になるまで減少し絶滅の危機に瀕しており、日本では環境省レッドリストで「野生絶滅」の状態にあった。しかし日中両国の保護によって、2000年代以降は個体数が回復していった。2019年時点の個体数は、中国が2,600羽[7]、日本が600羽[8]、韓国が363羽[。
日本の国鳥はキジであるが、しばしば「日本を象徴する鳥」などと呼ばれることもある。新潟県の「県の鳥」、「同県佐渡市」、[石川県輪島市の「市の鳥」である
〇航空自衛隊佐渡分屯基地(第46警戒隊)
佐渡分屯基地は、新潟県佐渡市金井新保丙2-27に所在し、標高510mの両尾山(むろおやま)付近に庁舎があり、レーダーサイトは金北山(きんぽくさん・標高1,171.9m)山頂のJ/FPS-2を運用していましたが、2010年(平成22年)よりその西隣の妙見山(みょうけんさん・標高1,042m)山頂に建設され稼動を始めJ/FPS-5にその役割が引き継がれました。
航空自衛隊佐渡分屯基地の正門
出展:雑学ネタ帳、ウィキペディア、
https://zatsuneta.com/archives/103107.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E6%B8%A1%E5%88%86%E5%B1%AF%E5%9F%BA%E5%9C%B0