●4月25日は「国連記念日」

 

第二次世界大戦の勝利目前である1945年(昭和20年)のこの日、連合国50ヵ国代表がサンフランシスコに集まり、国際連合憲章を採択しました。
●国際連合旗

 

一口メモ:2022年4月

 

国際連合(国連)の主たる活動目的は国際平和の維持(安全保障)、そして経済や社会などに関する国際協力の実現です。2017年(平和29年)10月時点で、国連の加盟国数は193ヵ国で、世界のほとんど全地域を網羅しています。

 

●日本と国連
日本は1956年(昭和31年)に世界で80番目に国連への加入が認められました。以来、日本は国連を舞台に様々な分野で国際貢献を積み重ねてきました。
日本は、国連の活動の三本柱である平和と安全、開発、人権に加え、法の支配を含む様々な分野において国際社会をリードするとともに、財政的・人的貢献も行ってきました。このように、日本は国連にとって欠くことのできない重要な存在となっています。2016年1月から2017年12月までの2年間、日本は国連加盟国中最多の11回目となる安全保障理事会(安保理)の非常任理事国の任期を務めました。安保理において日本は、国連平和維持活動(PKO)及び平和構築に向けた貢献、安保理の作業方法の改善などが挙げられます。

 

●日本の分担金・拠出金
国連の予算は各国に義務的に割り当てられる分担金と、各国が政策上の必要に応じて拠出を決定する任意拠出金から構成されています。日本は厳しい財政事情の中、国連において、米国及び中国に次ぎ加盟国中3番目に分担金を負担している国です。分担金や拠出金の拠出や政策的貢献だけではなく、日本人職員の活躍を通じた広い意味での人的貢献も行ってきています。

 

●防衛省の国連平和維持活動(国連PKO)等への協力
国連平和維持活動(国連PKO)は、世界各地における紛争の解決のために国連
が行う活動であり、その業務としては、平和維持隊(各国部隊で編成)による停戦監視・兵力引き離し、停戦監視団(原則として非武装の軍人で構成)による停戦監視といったものが伝統的です我が国は、これらの国連を中心とした国際社会の平和と安定を求める努力に対し、日本の国際的地位と責任にふさわしい協力を行うため、資金面だけでなく、人的な面でも協力をしています。

 

 

出典:防衛省、外務省、雑学ネタ帳
https://www.mod.go.jp/j/approach/kokusai_heiwa/pko/index.html
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jp_un/index.html
https://zatsuneta.com/archives/104251.html

 

 

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