●6月16日は「麦とろの日!」
●「六=麦」「十六=とろ」という語呂合わせの記念日で、2001年に株式会社はくばくが制定しています。麦とろは栄養価が高く、食欲がないときでもサラッと食べることができるということで、麦とろで夏を乗り切ろうという思いが込められています。
●麦とろそのものの歴史は古く、庶民の味として受け継がれてきたことになります。江戸時代には日本各地で食べられていた、一般的な料理だったことがわっています。
最近では日常的に麦めしを食べる習慣もなくなってきたため、麦とろといえば牛タンという組み合わせになっていますが、実は日本の伝統食のひとつだったわけです。
●まずは麦めしですが、実は戦後しばらく過ぎるまで日本の主食は麦めしでした。麦には食物繊維・ミネラル・ビタミンが白米よりも多く含まれており、腸内環境を整え、ビタミン不足を補ってくれます。
ただこれだけでは夏バテ対策とは言えませんよね。麦めしが夏バテ予防になるのはやはりとろろの栄養成分が影響しています。
●とろろに使われる山芋にはこのような効果があると言われています。食物繊維が豊富なのは麦めしと同様で、食物繊維は腸内の善玉菌のエサになるため腸内環境が整い、免疫力の向上が期待できます。
また山芋には消化酵素のアミラーゼなどが多く含まれており、胃腸での消化を促進し、栄養吸収の効率アップにつながるため、疲労回復や滋養強壮効果があるとされています。
●さらに山芋のぬめりは、胃腸の粘膜を保護してくれます。夏は暑さで胃腸が弱ってしまいがちですが、とろろを食べることで胃腸が守られて食欲ダウンを防ぐことができるというわけです。
●このようにとろろには元気になるための成分が含まれているため、夏バテ対策に効果的だとされています。
「麦とろご飯」で体力をつけ暑い夏を乗り切るために、ぜひ作ってみましょう。
豆腐の麦とろ 麦とろ牛タン定食 麦とろ鉄火丼
出典:ダイエー食品の情報、tenki.jpサプリ
https://www.daiei.co.jp/foods_info/seasonal/11065/
https://tenki.jp/suppl/shigematsu/2020/06/16/29850.html