●2019年12月28日 しめかざり

 

 

意外と知らない!

 

しめ飾り・しめ縄の意味や種類・飾り方・飾る時期

 

おなじみのしめ飾り(注連飾り)には、どんな意味があるのでしょう?

 

しめ飾りをみていると、
お正月だな〜と感じませんか。
でも、よく見てみると不思議なかたちをしています。

 

しめ飾りやしめ縄(注連縄)には、
いったいどんな意味や由来があるのでしょう?
また、どんな種類があり、飾る時期はいつなのでしょう?
飾る場所、飾り方、処分はどうしたらよいのでしょう?

 

しめ飾りの意味を知ると、
飾る際のやる気もやり甲斐も違ってくるはず。
今回は、
しめ飾り・しめ縄(しめ縄飾り)の意味・由来や種類、飾り方、
飾る期間や処分の仕方などについて解説します。

 

目次

 

● しめ縄・しめ飾りの意味と由来
● しめ縄・しめ飾りの種類と飾り方・飾る場所・向き
● しめ縄・しめ飾りを飾る時期
● しめ縄・しめ飾りを焼く日、捨て方

 

● しめ縄・しめ飾りの意味と由来

 

しめ飾りは、神社がしめ縄を張りめぐらせるのと同じ理由なんですね

 

そもそも正月行事というのは、
年神様という新年の神様をお迎えするための行事です。

 

年神様は家々にやってきて、
生きる力や幸せを授けてくださると考えられています。

 

そこで、お正月が近づくとしめ縄やしめ飾りを施し、
年神様を迎える準備をします。

 

しめ縄(注連縄)には、
神様をまつるのにふさわしい神聖な場所であることを示す意味があります。
しめ縄が神の領域と現世を隔てる結界となり、
その中に不浄なものが入らないようにする役目も果たします。
その由来は、天照大神が天の岩戸から出た際に、
再び天の岩戸に入らないようしめ縄で戸を塞いだという日本神話にあるとされ、
「しめ」には神様の占める場所という意味があるといわれています。

 

しめ飾り(注連飾り)というのは、
しめ縄に縁起物などの飾りをつけたものをいいます。
代表的なのが、神様の降臨を表す「紙垂」(かみしで/しで)
清廉潔白を表す「裏白」
家系を譲って絶やさず子孫繁栄を願う「譲り葉」
代々栄えるよう願う「橙」などです。

 

もともとは、神社がしめ縄を張りめぐらせるのと同じ理由で、
自分の家が
年神様をお迎えするのにふさわしい
神聖な場所であることを示すために始まったといわれています。
しめ縄やしめ飾りを施すことで、
その内側が清らかな場所となり、魔除けにもなるため、
年神様が安心してきてくださるわけです。

 

● しめ縄・しめ飾りの種類と飾り方・飾る場所・向き

 

しめ縄・しめ飾りは、用途や地域によってじつに様々な種類があり、
大変奥が深いものです。

 

かつては、正月行事を取り仕切る家長がしめ縄を張っていましたが、
時を経てだんだん簡略化されていき、
玄関先、神棚などにしめ飾りを施すようになりました。

 

基本的には、年神様を迎える玄関先や神棚に飾りますが、
かまど神や水神など様々な神様をまつる場合もあり多種多様です。
ここでは一般的なものを紹介しますので、参考にしつつ、
地域や家のしきたりに従ってください。

 

 

【ごぼう注連】

 

ごぼうのような形をしたしめ縄です。
神棚向きで、神棚に飾るときは紙垂などをつけます。

 

普段使う縄は右へねじる「右綯い」(みぎない)ですが、
お正月のしめ縄は特別なものなので、
左へねじる「左綯い」(ひだりない)になっています。
また、古来より左を神聖、右を俗(日常)と考えるので、
神様からみたときに元の太い部分が左側になるように飾ります。
(人からみると、向かって右側に元の太い部分がきます。)

 

【ごぼう注連+前垂れ】

 

ごぼう注連に、前垂れ(わらの垂)をつけ、
裏白、紙垂、譲り葉、橙などを加えたしめ飾りです。
玄関先向きで、西日本でよく見られます。

 

ごぼう注連に前垂れのついたタイプ。西日本で多く用いられています。

 

一般的には、ごぼう注連の太いほうが向かって右側になりますが、
伊勢神宮のある三重県伊勢地方では逆向きになり、
1年中飾っておきます。

 

伊勢市のしめ飾りは、ごぼう注連の向きが逆。

「蘇民将来子孫之門」「笑門」などの木札がつき、1年中飾っておきます。

 

【玉飾り】

 

太いしめ縄を輪にしたものに、
前垂れ、裏白、紙垂、譲り葉、橙、海老、扇など色々な縁起物をつけたしめ飾りです。
玄関先向きで、東日本でよく見られます。

 

東日本に多い玉飾りは、よく見ると、後ろのしめ縄が玉のような輪になっています。

 

【輪飾り】

 

細いしめ縄を輪にしたものに、
譲り葉や紙垂をつけた小型のしめ飾り。
部屋、キッチンやトイレなどの水まわりに飾るほか、
門松と組みわせて飾る場合もあります。

 

最近はモダンなタイプも多く、
おしゃれなしめ飾りを手作りする方も少なくありません。
お好きなもので構いませんが、
本来の意味を考えると、わらを使ったしめ縄を用いることが大切です。
また、縁起ものには日本の文化が息づいていますので、
1つでも取り入れると良いでしょう。

 

 

● しめ縄・しめ飾りを飾る時期

 

しめ縄・しめ飾りは、
本来は12月13日のすす払い(大掃除のルーツ)が終わり、
年神様をお迎えするのにふさわしい場になってから飾るものでした。
このため、12月13日を正月事始めといい、
正月準備を始める目安となっています。

 

現代なら、大掃除が終わり、
年神様を迎える準備が整ってからしめ縄・しめ飾りを飾ります。

 

大掃除は年末と決まっているわけではありませんから、
13日以降早めに飾っても構いませんが、
今はクリスマスが過ぎた25日以降に飾り始める方が多いようです。

 

ぎりぎりにならないよう、
28日までを目安にすると良いでしょう。

 

なお、29日は「二重苦」「苦」に通じて縁起が悪く、
31日も一夜飾りになるので避ける風習があります。

 

こうして正月の年神様をお迎えし、松の内を過ぎたら外しますが、
一般的には7日(6日とする場合もあります)、
地域によっては15日(14日とする場合もあります)に外します。

 

● しめ縄・しめ飾りを焼く日、捨て方

 

左義長(どんど焼き)では、正月飾り、だるまなどの縁起物、書き初めなどを燃やします。

 

しめ縄・しめ飾りを外したら、
15日(あるいはその頃)に地域や神社などで行われる左義長(どんど焼き)で焼き、
正月行事に区切りをつけます。
左義長に持っていけない場合には、
神社に納めると良いでしょう。
地域によっては、しめ飾りを回収してくれるところもあります。

 

無理な場合には燃えるごみとして出しますが、
神聖なものですから、ほかのごみと別にしたり、
紙に包んで出したり、清酒や塩で清めたりすると気持ちが良いと思います。

 

出典:「AllAbout 暮らし」
   ( https://allabout.co.jp/gm/gc/434219/ )

 

 

 

 

 

●2019年12月14日 南極の日

 

砕氷艦「しらせ」は、

 

昨年は、2018年12月25日(火)、

 

昭和基地沖に接岸しました。

 

今年の接岸も、12月下旬の予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

防災スイーツパンは、

 

砕氷艦「しらせ」

 

とともに、南極に行きました!

 

 

 

 

◆関連リンク

 

 ●[2018.12.22 第一便、昭和基地に到着!]
   http://science-museum-blog.nipr.ac.jp/jare_summer_now/2018/12/20181222-a165.html

 

 ●[2018.12.25 しらせ接岸]
   http://science-museum-blog.nipr.ac.jp/.s/jare_summer_now/2018/12/20181225-315b.html

 

 

 

 

 

 

 

 

南極の日の由来と面白い雑学、

 

12月14日の今日は何の日?

 

(上の写真を押すと、南極観測船「しらせ」のページに移動します。)

 

12月14日の「今日は何の日?」は
「南極の日」です。

 

また「南極の日」にちなんで
「南極では風邪をひかない」
「南極にも郵便局がある」など
南極にまつわる面白い雑学を紹介します。

 

目次

 

●  12月14日は南極の日
●  南極の雑学
●  南極では風邪をひかない
●  南極にも郵便局がある

 

 

 

● 12月14日は南極の日

 

 

 

 

 

今回は「南極の日」について解説していきます!

 

なぜ12月14日が「南極の日」なのかというと、
1911(明治44)年12月14日にノルウェーの探検家・アムンセンと4人の隊員が
人類で初めて南極点に到達したことが由来となっています。

 

「ロアール・アムンセン」は
主に極地へと挑んだ探検家として世界では知られています。
(注:ロアール・アムンセン(Roald Engelbregt Gravning Amundsen) ,
(1872年7月16日 - 1928年6月18日前後)は、ノルウェーの探検家。
日本では「ロアルト・アムンセン」「ロアルド・アムンゼン」とも表記される。)
(出典:「ウィキペディア」)

 

1911年1月14日にアムンセン隊は
ロス棚氷の北東部にあるクジラ湾から南極大陸に上陸して、
そこにフラムハイム基地を建設しました。

 

その年の10月20日にはアムンセンは
4人の選抜隊と共にフラムハイム基地を出発しました。

 

その時は4台の犬ぞりを52頭の犬ぞりにひかせて南極横断を開始したそうです。

 

途中に特に荒れた天候に阻まれる事もなく好転に恵まれたアムンセン隊は順調に探検を進め、
1911年12月14日に人類初の南極点到達を果たしたのでした。

 

帰路も特に事故などもなく、
1912年1月25日には一人の犠牲者も出すことなくフラムハイム基地へと帰還しました。

 

実はこの時期には人類初の南極点到達を、
イギリス海軍大佐である「ロバート・スコット」と競っていました。

 

当初はスコット隊の方が進行ルートが有利だとされていましたが、
アムンセン隊に先を越されることとなります。

 

アムンセンは1926年には飛行船を利用して北極点へと到達し、
同行していたオスカー・ウィスチングと共に
人類史上で初めての南極と北極の両極点に到達した人物となりました。

 

2 南極の雑学

 

今回は「南極の日」にちなんで
「南極では風邪をひかない」
「南極にも郵便局がある」など
南極にまつわる面白い雑学を紹介します。

 

 

 

 

● 南極では風邪をひかない

 

日本に住んでいると秋や冬になって気温が下がって寒くなってくると、
乾燥することも重なって風邪をひきやすくなりますよね。

 

南極ぐらい寒くなればどれほど風邪をひきやすくなるのかというと、
実は南極ではほとんど風邪をひくことがないのです。

 

南極ではそのあまりの寒さに
ほとんどのウイルスが活動を停止するか死滅してしまうことから、
風邪をひくことはないのです。

 

これは北極も同じであって、
南極と北極へ行く前に風邪をひいていたら別の話ですが、
現地で風邪をひくということはほぼないそうです。

 

ちなみに、
風邪以外にもインフルエンザといったウイルスについても死滅してしまうそうで、
気温が低いからといって病気になりやすくなることはないそうです。

 

 

 

 

● 南極にも郵便局がある

 

実は南極にも郵便局があって
しかも国内料金と同じではがきを送れるって知っていましたか?

 

なぜ南極が日本国内という扱いになるのかというと、
南極はどこの国の領土にもなっていないからなんですね。

 

しかし、日本国内の郵便とは違ってかなりの時間がかかってしまい、
エアメールなどではなく船で年に一度だけ輸送を行っているそうです。

 

南極観測船「しらせ」という船には郵便局員が乗りこんでいて、
南極隊員から郵便を預かって日本へと運ぶこともあります。

 

昭和基地の住所は以下のようになっているそうです。

 

〒100-8799
東京都千代田区丸の内2丁目7-2 東京中央郵便局気付
「昭和基地内郵便局」昭和基地宛

 

以上が南極の雑学でした、いかがでしたか?

 

(上の写真を押すと、南極観測船「しらせ」のページに移動します。)

 

 

出典:「雑学.com」
     ( http://kerokero-info.com/what_today_calendar/what-today-1214-1/ )

 

 

 

 

 

 

 

●2019年12月3日:カレンダーの日

 

カレンダーの日

 

 

太陰太陽暦が明治5年12月2日で打ち切られ、
翌、12月3日が太陽暦の明治6年1月1日となった
明治改暦の史実に基づく記念日です。

 

今日、12月3日は「カレンダーの日」です。
カレンダーに関する全国組織の
全国団扇扇子カレンダー協議会( https://zenkyo.net/ )と
全国カレンダー出版協同組合連合会( https://www.jagat.or.jp/ )が、
カレンダーのさらなる普及と発展を目指して制定しました。

 

日付は太陰太陽暦が明治5年12月2日で打ち切られ、
翌、12月3日が太陽暦の明治6年1月1日となった
明治改暦の史実に基づいています。

 

 

この改暦により、
日本は太陽暦を採用している
諸外国と外交上の足並みを揃えられることになったのです。

 

太陰太陽暦というのは月の満ち欠けで日を決め、
昼夜の長さで時刻を決めます。
太陽の出ている時間を6等分、
月の出ている時間を6等分して
「一時(いっとき)」の長さが決まるので、
夏至の頃であれば、「昼の一時」は約2.6時間、
冬至の頃は約1.8時間と大きな差があります。
江戸時代までの時間や日付は時計でなく、
太陽と月の加減で「感じとる」ものでした。

 

加えて江戸時代の暦はあまり正確ではありませんでした。
版元によって食い違っていて、
どうにも取引話がかみ合わなかったりしたりと、
今では考えられない柔軟さでした。

 

届くと思っていた日に頼んでいた荷が届かないなど、
今なら重大なペナルティになりそうですが、
どのように処理していたのでしょう。
もともと曜日がなくて土日・平日の区別があるわけでもないので、
大きなトラブルにはならなかったのでしょうか。
今の時代、
万国共通認識としてのカレンダーや時計がなかったら、
どれほどの混乱を招くでしょうか。
来年のカレンダーを選びながら、
カレンダーのなかった日々を想像してみるのも楽しいかもしれません。

 

出典:「Insight Now !」
( https://www.insightnow.jp/article/8880 )

 

※カレンダーの日について、
  もっと詳しい内容をお知りになりたい方は、下のホームページを押して下さい。

 

  「生活さいじ百科」
   ( https://saizi100.com/kinenbi/12/calendarnohi )

 

 

2020年のカレンダーのご用命は、弊社にどうぞ

(下のカレンダーを押すと、申し込みのページにご案内致します。)

 

 

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